東大合格者の古文勉強法~文法、助詞助動詞、古文単語(付録:漢文勉強法)

東大入試の古文というと、国語の一部なので全体に占める割合は少なくなってしまいますよね。

だから気合が入らないという人もいますが、やれば取れる科目なのでやらなきゃ損です。1点差で合否が分かれるのが入試ですので、取りやすいところは取っていきます。

ということで、私がやった古文勉強法を紹介しておきましょう。

まず古文に慣れる

まずやったことですけど、古文なんて外国語に近い感じでしたから^^;とりあえず慣れましょうということで使ったのが、

古文読解教則本(駿台文庫)

です。

これ大昔からあるんですけど、いまだに価値が高い本だと思います。

使い方は単純です。

上に古文の短文、下に現代語訳が書いてあるので、現代語訳の方を手で隠して、古文の方をなるべく声に出して読んで、そののち現代語訳を口で言っていきます

で、即座に現代語訳が言えたものについては例によってチェックマークをつけていきます
その方法は英単語や世界史一問一答と同じです。

東大合格者の世界史勉強法と覚え方

東大合格者の英単語・英熟語の覚え方~中学生と高校生では違う?

サクサクと進めていき、何度も繰り返す。そうするとチェックがたくさんつくものが出てくるから、そういうものは次から飛ばす。

何度やってもチェックがつかないものはノート1ページにまとめてしまう。

という方法。

これで「古文読解教則本」を高校1年のうちに完全に頭に入れてしましました

これだけで助詞助動詞への抵抗もなくなる

「古文読解教則本」は、これを使って古文に慣れるというだけでなく、助詞助動詞が網羅されていますので、助詞助動詞にも抵抗がなくなります。

助詞助動詞と言えば、古文文法の鍵ですので、これを無理なく吸収できるというのは大きいです。

ということで、古文読解教則本は、頭のなかに「古文の下地」を作る意味で、しっかり繰り返しておきます。

続いて基本的な古文単語

古文読解教則本がだいたいできるようになったら、古文単語にも目を向けます。

私が最初に使ったのは、

土屋の古文単語222(タイレル出版)

というものです。

・・・どうでもいいことですけど、昔は代ゼミが出していたと思うんですが、出版社変わったんですね。

さておき。

単語数が222というのは正直言って少ないのですが、まずはこの222個を完璧に覚えてしまいます

やり方は古文読解教則本と同じです。

現在はこちらのほうがいいかもしれませんね。

読んで見て覚える重要古文単語315(桐原書店)

まあ、手にとって見てやりやすそうな方をやってください。^^

それから古典文法

次に古文の文法を勉強します。

ここで私が使ったのは、

古文入門(駿台文庫)

ですが、これ、現在は売られていないようですね。^^;

同じ駿台の「古典文法入門」でもいいのですが、これも現在ありませんね・・・。

現在は、

基礎から学べる入試古文文法(代々木ライブラリー)

がよさそうですね。

まあこれでなくてもいいですけど、古文文法の基本書を1冊、繰り返しやって自分のものとしてください

余談ですが。

上記「古典文法入門」は、「難しすぎる、大学受験レベルを超えている」という意見もあるようですね。

私の時代では「古典文法入門」はむしろ「易しい」「わかりやすい」参考書だと認識されていたのですが、今はもっとわかりやすい参考書が多いということなんでしょう。

良い時代になったものです。^^

さて。

仕上げにこれをやって得点力飛躍

ここまでで、

古文読解教則本
古文単語222
文法の基本書1冊

これらをしっかり繰り返しました。

でも私の場合、これだけでは古文の点が思うように伸びなかったんですよね。

で、結局何が足りなかったのかというと、やはり古文単語なんです。

模擬試験の問題とか解いているとですね、けっこう知らない単語が出てくるんですよ。それで、前後の文脈から意味を・・・なんてやってると時間取られちゃうわけですよね。

これでは東大入試の膨大な問題量はこなせないと。

ということで、足りない部分を埋めるために、もっと語数の多い単語集を探しました。

で、700語くらい収録されているもので、単語の足りない部分を補いました

そうすると一気に古文は得点源となりました。東大入試本番でも、あと早稲田の法学部も受けましたがそちらも、古文は満点だったと思います。

ただ・・・今探してみたのですが、私が使ったものが見当たりませんね・・・これまた絶版ですか。

まあ、足りない部分を補う目的で使うのだから、

古文単語FORMULA600(東進ブックス)

のような、単語が淡々と並べられているものが良いのではないでしょうか。

また現在では上で紹介した、

読んで見て覚える重要古文単語315(桐原書店)

で十分である可能性が高いです。

なのでこれをやって、足りないと感じたら網羅的な単語集を買うといいと思います。

古文を大量に読まなくていいの?

ここまで聞いて、

「実際に古文を読んだりしないの?」

って思うかもしれません。

そう、古文自体に触れておかないと、読解スピードが落ちてしまう、ということも考えられますよね。

これは、学校の授業で出てくる古文を読んだり、模試などで読んだりしていれば十分だと思います。「古文読解教則本」で下地もできていますからね。

古文勉強法は以上のとおりで、これで東大入試本番でも満点が(まあ自己採点ですが)とれたわけですので、コスパは良いのではないかと思います。^^

東大合格者の漢文勉強法

続いて、漢文の勉強法。

これはあまり勉強した覚えがありませんが、でも、ポイントを押さえて勉強をしておけば点がとれます

古文に比べてさらに配点は少ないですので気合が入りにくいですが、効率よくやっておきたいところ。

で。

最初にやったのは「実況中継」的な参考書を読むこと。

多久漢文講義の実況中継(語学春秋社)

ですが、今は、

飯塚漢文入門講義の実況中継(語学春秋社)

こちらも含めて、古本でしか手にはいらないようです。

なので

三羽の漢文基本ポイントはこれだけ!(東進ブックス)

こういうのでいいと思います。

上記の実況中継は・・・寝る前に布団の中で何度も読み返した思い出があります。^^;

まあそれでも、勉強にはなったということです。

で、こういう基礎的な解説をしてくれている参考書を何度か繰り返したら、その後は重要な句形を解説してくれている参考書に移ります

私はここで、「出る順」に並べられたものを使いましたが・・・これまた絶版。^^;

見た目には薄い参考書でしたが、しっかり繰り返して完璧にすれば、それでも東大入試に対応できるものでした。

でも現在はないようなので・・・

漢文ヤマのヤマ パワーアップ版(学研)

こういうものを使えば良さそうです。

ポイントは、完全に吸収できるまで徹底的に繰り返すことですね。

あとは古文と同じで、学校の授業とか模試とかで、漢文に触れておけば良いと思います。

これだけでも東大入試本番の漢文で、困ることはありませんでした。

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