ルテインとゼアキサンチンのサプリ~効果・違い・摂取量の比率に関する研究結果

「ルテイン、ゼアキサンチンってそもそも何?」

ということを最初に簡単に書いておきますと、どちらも目の網膜に存在するカロテノイド色素で、目を光から守る働きがあると考えられています。

ルテインとゼアキサンチンの違い

どちらも網膜に存在して目を守るとのことですが、じゃあ違いは何かというと、

ゼアキサンチンは網膜の中心に行くほど多くなる
ルテインは中心から離れるほど多くなる
ゼアキサンチンのほうが抗酸化力が高い

とのこと。

ルテイン+ゼアキサンチンの効果に関する研究

さて、ルテインとゼアキサンチンの効果ですが、これはアメリカの国立眼科研究所がスポンサーとなって行った「Age-Related Eye Disease Study(AREDS)」で非常に希望の持てる結果が出ています。

「Age-Related Eye Disease Study(AREDS)」、日本語で言うと「加齢による目の病気に関する研究」ですね。^^

アメリカ国立眼科研究所がスポンサーとなり、多くの施設が共同して行った合同研究で、対象者はAREDS1では3500人以上、AREDS2では4200人を対象に行われた、信頼性の高い研究です。

従来の「目に良い」栄養素の組み合わせ

ただ、AREDS1ではルテインとゼアキサンチンは用いられませんでした。では何を用いたのかというと、以下のような栄養素です。

ビタミンC(500㎎)
ビタミンE(400IU)
βカロテン(15㎎)
亜鉛(80㎎)
銅(2㎎)

これを毎日摂り続けることで、AMD(加齢黄斑変性)によって視覚を失うリスクが低くなる、ということがわかりました。

ただ。

問題点

このAREDS1で採用された栄養素には問題があったんです。

問題とは何かというと、βカロテンですね。

喫煙者が毎日、多くのβカロテンを取ると、肺がんのリスクが上がってしまう、という研究結果があるんです。

ということで、AREDS1をさらに改善しようとしたのがAREDS2ということになります。

ここでβカロテンに換えて、ルテインとゼアキサンチンを使ってみた、ということなんです。

さらにここでは、オメガ3系脂肪酸(DHA、EPA)の効果も調査されました。

その結果・・・

問題点を解決した新しい組み合わせ

オメガ3系脂肪酸によってさらに改善されるという結果は出ませんでした

しかし、βカロテンをルテイン+ゼアキサンチンに換えることで、AREDS1よりもさらに改善効果を伸ばすことができました

それで、AREDS2の結論として、以下のような組み合わせが推奨されることとなりました。

1日に取るべき、サプリメントの量です。

ビタミンC(500㎎)
ビタミンE(400IU)
ルテイン(10㎎)
ゼアキサンチン(2㎎)
亜鉛(80㎎)
銅(2㎎)

摂取上限や比率は?

注意点としては、ビタミンEはこれ以上摂取してはいけない、ルテインとゼアキサンチンはこれよりたくさん摂取してもよい、となっています。

ちなみに銅を摂取するのは、亜鉛を摂取すると銅が不足しがちになるので、それを補うため、とのことです。

ルテインとゼアキサンチンの摂取比率は、上記の通り、

5:1

となっています。

望ましい比率のサプリ

ただ、多くのサプリメントを見ても、この比率になっているものは多くありません。なので別々に購入する必要もあるかもしれません。

ルテインサプリの比較

こちらのページで紹介したサプリメントの中では、「ドクターズベスト・ルテイン」が5:1の比率となっていますが、メゾゼアキサンチンもゼアキサンチンとしてカウントしています。

さて。

AMD加齢黄斑変性への効果

ルテイン+ゼアキサンチンの効果は、AMD(加齢黄斑変性)に関連するものがまず一つ。

加齢黄斑変性というのは、50歳以上の人に見られる目の病気で、網膜の中心にあたる「黄斑(おうはん)」に障害が生じ、視力が悪影響を被る、というものです。

その原因はいろいろありますが、光に含まれる「ブルーライト」が特に網膜への負担が大きく、これに長年さらされていると黄斑に異常をきたしやすい、と考えられています。

ブルーライトって、パソコンの画面からも出てるんですよね。パソコンを長時間使うと疲れてしまうのでブルーライトの影響が大きいんです。

で、ルテインやゼアキサンチンは、このブルーライトから網膜を守ってくれます

それに加えて抗酸化作用もあるということで、それらの相乗効果として、加齢黄斑変性のリスク低減に役立つのではないかと考えられています。

では加齢黄斑変性以外はどうかというと・・・

その他の効果

たとえば、上記「サプリ比較」ページで紹介していますが、白内障の予防にも役立つのではないかという研究結果もあります。

また、目以外でも、肌の老化や動脈硬化、一部のがんなどにも、何らかの良い影響があるのではないかとの研究結果もあります。

そちらについては、ルテインとゼアキサンチンが持つ「抗酸化作用」がプラスに働いているのではないかと考えられています。

付録:パソコンのブルーライトを調整しよう

最後に補足ですが。

ブルーライトですね。これ、パソコンの画面からもバンバン出てきます。^^;

だからこれ、弱めたほうが目にいいんですよ。

パソコンの設定を変えることで、ブルーライトを弱めることができますので、試してみるといいと思います。

たとえば、NVIDIAのグラフィックカードを積んでいるパソコンなら、画面を右クリックすると「NVIDIAコントロールパネル」というのがありますよね。

「グラフィックプロパティ」という名前かもしれません。別の名前かもしれませんので、それらしいものを探してください。^^

そしてそれをクリックすると、ディスプレイの色を調節する機能が見つかると思います。

そこで「青」の明るさを弱くしてやればいいんですね。^^ 特別なソフトとか器具は必要ありません。

私の場合、青の明るさは最低にしています。

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