ストレスと肌荒れ~かゆみやかぶれ、湿疹が肌に出る仕組み

ストレスが肌に影響するのは常識ですが
ストレスといっても肉体的なものもあれば
精神的なものもあります。

ここでは、精神的ストレスの
肌への影響を考えていきましょう。

過剰なストレスが加わると、
肌にかゆみとか湿疹とか、そこまでいかなくても
肌の調子が悪くなるということは
誰もが経験していることだと思います。

でもなぜ、精神へのストレスが肌に出てしまうのか不思議ですよね。

ストレスが交感神経を興奮させる

まず、ストレスは自律神経に影響するのですが
過剰なストレスが加わると、自律神経のうち
交感神経のほうが優位な状態になります。

これはこれで、正常な反応なのですが、
自律神経はバランスが重要です。

交感神経優位の状態がずっと続いてしまうと
体にいろいろな悪影響が出てきます。

毛細血管が収縮して血行が悪くなる

まず、毛細血管が収縮しますので肌表面の血行が悪くなります。
肌細胞に、水分や栄養、酸素を運ぶのは血液ですので
血行が悪くなれば肌細胞は元気をなくしていきます。

そうなると肌のターンオーバーも鈍って
肌はくすみがちになりますし、
ターンオーバーが衰えれば肌のバリア機能も衰えますので
肌は外部からの刺激に弱くなります。

それで、普段なら平気な刺激でも、
ストレスが溜まっている場合は、
かゆみやかぶれ、湿疹などを引き起こしてしまうわけです。

ストレスによってホルモンバランスが崩れる

さらに、ストレスはホルモンバランスにも影響します。

ストレスによって男性ホルモンが増え、
それで皮脂の分泌が増えてニキビの原因となる
ということは前に書きましたね。

ストレスニキビのできる場所

これだけでも十分肌トラブルの元といえますが
これ以外のホルモンにもストレスは影響します。

たとえば副腎皮質刺激ホルモンですが
これが最終的には肌細胞に影響を与えます。

これによって肌細胞が「細胞間脂質」を
作る量が減ります。

細胞間脂質とは、角質細胞の間を満たしている
セラミドなどのことですね。

つまり肌のバリアの隙間を埋めるものです。

これが減ってしまうということは、
肌のバリアに隙間ができてしまうことを意味します。

ということでこれによってもまた、
肌は外部からの刺激に弱くなるというわけです。

ストレスによって内臓が疲れる

もうひとつ、ストレスによって交感神経が興奮した状態が
ずっと続いてしまうと、内臓が疲れてしまいます。

特に肝臓などは、血液を浄化する仕事をしているわけですので
肝臓が疲れると血液が汚れるということになります。

となるとこれもまた、肌細胞の元気を奪う元となりますよね。
血液に乗って有害物質が肌に到達してしまうわけですから。

まとめ

最後にまとめるとこうなります。

過剰なストレスによって交感神経が興奮した状態が続くと

血行が悪くなる、肝臓が疲れて血液が汚れる、
ホルモンバランスが崩れて肌細胞に悪影響を与える

これらが肌のバリア機能を弱らせ、
かゆみやかぶれ、湿疹、赤みなど、
肌荒れがおきやすい状態を作ってしまう、

ということですね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする