利息制限法の上限金利がわかりにくい?

利息制限法に定められている上限金利がわかりにくかったのは昔の話で、今は単純明快になっています。

単純に3パターン

借入金額によって以下のように分かれています。

10万円未満・・・年率20%
10万円以上100万円未満・・・年率18%
100万円以上・・・年率15%

この3つしかありません。

「未満」「以上」に注意

ただ、見落としがちな点としては「未満」と「以上」という部分ですね。境目の部分がどちらに入るのか見ておかないといけません。

「10万円借りた場合は、上限金利はいくらでしょう?」

これは18%ですよね。

これ、適当に「10万円までは20%なんだな」なんておぼえていると、10万円借りた場合は20%だと思ってしまいそうです。

「10万円以上」は18%と定められていますので、10万円はこちらに入ります。99999円だと20%ですね。(笑

実際は「最高20%」の業者は少ない

ただ実際問題として、金利の最高を「20%」としている消費者金融はほとんどありません。18%前後が最も多いです。

これは10万円未満の場合、金額も少ないですので、2%上げてみたところでそれほど利益アップにつながらないからでしょう。

にも関わらず、広告には「最高20%」と書かなければならなくなります。

ここでライバルが「最高18%」と書いていたとしたら・・・負けちゃいますよね。

「10万円未満は20%」としてしまうと、消費者金融にとってはプラスよりマイナスの方が大きくなるというわけですね。

「昔はわかりにくかった」理由

で、「昔はわかりにくかった」って上に書きましたけど、「どういうことなの?」っていうことですよね。

これ、利息制限法だと上に書いたような上限金利だったのに、実際の消費者金融は29.2%とかで貸し出していたわけです。

これだとやっぱり、借りる方としては「わけがわからない」ですよね。

これ、出資法っていう法律があって、そっちだと上限が29.2%ってなっていたせいなんです。

つまり、法律がちゃんとしてなかったんですね。この、利息制限法と出資法での上限金利の差を「グレーゾーン金利」と呼んでいました。

このせいで、借りる方も貸す方も、いろいろな混乱に遭遇することになります。

今では法律が改正されて、このグレーゾーン金利は消滅しています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする