グリコール酸ピーリングとサリチル酸マクロゴールピーリングの違い

ケミカルピーリングでは主に、グリコール酸とサリチル酸が
用いられてきたわけですが、特にグリコール酸のほうが
用いられることが多かったのですね。

これはなぜかというと、サリチル酸のほうはアルコールに溶かして
使っていたので、肌への刺激が強い割には肌にとどまる時間が少なく
効果がでにくかったからです。

グリコール酸のほうが優れていた

それでより肌に優しく、効果もそこそこある
グリコール酸のほうがピーリング剤として優れていたわけです。

グリコール酸というのは、フルーツ酸=AHA(アルファヒドロキシ酸)の一種で
フルーツ酸にはリンゴ酸やクエン酸などがあります。

リンゴ酸やクエン酸というと食べても大丈夫ということで
安全なイメージがありますよね。

それでグリコール酸は好まれたんです。

一方サリチル酸は上記のような理由で
リターンの割にリスクが大きいじゃないかということだったわけです。

改良されたサリチル酸ピーリング剤

ところがアルコールではなく、マクロゴールという物質を使った
サリチル酸が開発されたのですね。

このマクロゴールというのは軟膏の基材に使われたり、
錠剤のコーティングに使われたりする安全な物質なんです。
肌への刺激もないものなんですね。

この、サリチル酸マクロゴールが開発されたことで
サリチル酸もグリコール酸に負けず劣らず
ピーリングで用いられるようになりました。

サリチル酸ピーリングのメリットが大きくなった

まず、もともとサリチル酸自体は、グリコール酸より強力ですので
グリコール酸では改善できないような肌の異常も
改善できることがあります。

また、グリコール酸ピーリングを皮膚科などでしてもらう場合は
2週間に1度通わなければならないのですが、
サリチル酸マクロゴールの場合は1ヶ月に1回でいいんですね。

施術してもらう側からすると、
グリコール酸よりもサリチル酸マクロゴールのほうが
不快感が少ないという感想もあります。

ということで昔よりもメリットが大きくなったサリチル酸ですが、
やはり基本的にグリコール酸よりも強力なんですね。

グリコール酸ピーリングの後にはできることのないかさぶたが、
サリチル酸マクロゴールピーリングの後には稀にですができることがあるそうです。

ということですので・・・

人気の家庭用ピーリング剤

自宅でピーリングする場合は、サリチル酸よりグリコール酸(フルーツ酸)がおすすめです。

サリチル酸はやはり作用が強いので、肌への負担が大きすぎる場合がありますから。

ということで家庭用のピーリング剤は、グリコール酸(フルーツ酸)のものがほとんどです。

人気があるのは例えばこれ。

テンデシカ

このテンデシカの特徴は「炭酸」を使っているということです。

炭酸は、泡で汚れを浮かせることもできますし、古い角質などタンパク質を吸着する効果もあります。

そんな炭酸とフルーツ酸を合わせることで相乗効果を狙っているわけですね。

また、炭酸は肌から毛細血管まで届いて、血流を促進しますが、化粧品程度の濃度でそれが可能かどうかは微妙なところです。

もう一つ人気なのがこれ。

薬用リメンバーリンクスホワイトジェル

こちらのリメンバーリンクスの特徴は、いろんな原料を贅沢に用いているところです。

具体的には以下のような成分です。

・フルーツ酸(ピーリング)
・米エキス(汚れ吸着)
・アーティチョーク(肌ひきしめ)
・グリチルリチン酸2K(整肌)
・ヒアルロン酸(保湿)
・高濃度グリセリン(保湿)
・マロニエエキス(保湿)
・水溶性プラセンタエキス(美白)

あと、気になる成分は「無添加」というのも、人によっては安心感がありそうです。まあ、それほど気にしなくてもいいのですが。

具体的には以下のような成分は無添加です。

・アルコール
・着色料
・鉱物油
・石油系界面活性剤
・パラベン

家庭用ピーリング剤の注意点

以上のような家庭用ピーリング剤を用いるとき、注意しなければならないことがあります。

それは

「毎日使ったりしないこと」

です。

やっぱり、古い角質とはいえ「溶かして取り除く」わけですから、あまりに使いすぎると「必要な角質」まで取り除いてしまいかねません。

なので使い始めは、十分に間隔をあけつつ、肌の様子を見つつ使ってみることをお勧めします。

もちろんいきなり顔に使う前に、目立たない部分でテストしてみるべきだと思います。

「パッチテスト」ですね。

そうすれば、万一肌に合わなかった場合でも、大きなダメージを受けずにすみますので。

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