貸金業法・総量規制対象外(除外・例外)のローン~銀行だけ?

総量規制で心配になるのは、

「どんな借金も、例外なく規制されちゃうの?」

っていうことですよね。でもこれ、そんなことはないんです。

対象になる会社

まずですね、総量規制って、貸金業法で定められているんですけど、これって名前の通り、貸金業者が対象ですよね。

「じゃあ貸金業者って?」

ということになりますけど、これは消費者金融会社がそうですね。

あと、厳密には貸金業者じゃないけど、カード会社とか信販会社も総量規制の対象になります。だからクレジットカードのキャッシング枠は、対象になるんですね。

対象外の会社

で、総量規制の対象外になる会社で主なものは銀行です。

銀行も消費者金融サービスをやっているんですが、これは総量規制の対象にはならないって言うこと。

極端な話、キャッシングを利用しようと思っている人で、総量規制の対象外の借り入れを考えている人なら、「銀行」、これだけを考えておけばいいです。

【「貸す側」の総量規制対象外】
・銀行

はい、ここまでは「貸す側」の区別で、総量規制の対象外を見てみました。

「借りる側」で対象外になるのは?

だから今度は「借りる側」ですね。

「借りる側」で総量規制の対象になるのは、「個人」が「個人使用目的」でお金を借りる場合です。

だから会社が借りるお金は総量規制の対象にはならないし、個人でも、「個人事業主(自営業)」が「事業目的」で借りるのなら総量規制の対象にはなりません。

【「借りる側」の総量規制対象外】
・個人事業主(自営業者)
・会社(法人)

総量規制の「除外」「例外」

あとはですね、貸金業法の「施行規則」に色々細かく「除外」とか「例外」とか定められているんですよね~。

でもこれ、一つ一つ見ていくと、

「そんなの細かすぎてわからないよ!」

ってなっちゃいますから、キャッシングの利用を考えている人に、関係ありそうな部分だけ取り上げてみますね。

担保になるものがある場合

・不動産購入または不動産改良のための貸付け
・不動産担保貸付け
・自動車購入時の自動車担保貸付け
・有価証券担保の貸付け

まずこの4つですけど、これって「担保」になるものがある場合ですよね。土地建物とか、自動車とか、株式とか。

お金を返せなくなった時に、代わりになるものがあるんだから、総量規制の対象にする必要はない、というわけですね。

緊急の場合

・高額医療費の貸付け
・緊急医療費の貸付け
・その他緊急の必要が認めら得る場合

これらはもう、仕方ない場合ですよね。

「手術を受けないと死にます! でも手術費用が足りません!」

っていうときに、

「総量規制があるのでお金は貸せません」

なんていうことになったら、これはひどい話ですからね。

おまとめローン

・顧客に一方的有利となる借換え

これは「一本化」とか「おまとめローン」の場合ですね。

いろんな会社から借金をして、返済も煩雑になっている。そんな時に借金を一つの会社にまとめて、金利も以前より安くしてもらえるとしたら・・・これは「顧客に一方的有利」ですよね。

そういう場合は、「一時的に」総量規制の制限を超えても許されることになります。

夫婦は一つ(笑

・配偶者と併せた年収の3分の1以下の貸付け

これは年収を夫婦で合計して、その3分の1以下までなら借りられますよ、ということですね。夫婦は「運命共同体」なので収入も一つとして考えられるということです。

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