ステロイド軟膏とは~副腎皮質ホルモン剤の効果と強さ

ステロイドとは何かというと、
もともと私たちの体の中で働いているホルモンなのですけど、
一種類ではないんですよね。

男性ホルモンとか、女性ホルモンとかありますよね。
これらもステロイドに分類されています。

でも、ステロイド軟膏という場合は、ホルモンの中でも
副腎皮質ホルモンの一つである糖質コルチコイドが用いてあるものを言います。

だから別名副腎皮質ホルモン剤とも呼ばれます。

ステロイド軟膏の効果

まあこれも、私たちの体でもともと作られている物質なんですけど、
糖質コルチコイドにはすごい働きがあることが、
もう何十年も前に発見されたんですよね。

その働きというのが炎症を抑える作用です。

それで今でも、アトピーなど皮膚の病気の場合に多用されます。

それで、ホルモンですので少量でもすごい効果があるんですね。
でもすごい効果があるということは、副作用にも気をつけなければ
ならないということです。

副作用についてはまた次回取り上げてみたいと思います。

ステロイド軟膏の強さ

効果が強いほど副作用の危険も高まりますので、
ステロイド外用薬って、強さがランクわけされています。

ランクとしては、

最も強い、非常に強い、強い、普通、やや弱い、弱い、非常に弱い

という具合に、7段階に分けられています。
ステロイド軟膏がどの強さに属しているのかは、成分を見ればわかります。

以下にそれを示してみましょう。

【最も強い】

  • プロピオン酸クロベタゾール

【非常に強い】

  • 酢酸ジフロラゾン

【強い】

  • ジフルプレドナート
  • ジプロピオン酸ベタメタゾン
  • フランカルボン酸モメタゾン
  • 酪酸プロピオン酸ベタメタゾン
  • 吉草酸ジフルコルトロン
  • プロピオン酸デキサメタゾン
  • フルオシノニド
  • アムシノニド
  • ハルシノニド
  • 酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾン

【普通】

  • 吉草酸ベタメタゾンの合剤
  • プロピオン酸ベクロメタゾン
  • 吉草酸酢酸プレドニゾロン
  • フルオシノロンアセトニド

【やや弱い】

  • プロピオン酸アルクロメタゾン
  • 酪酸ヒドロコルチゾン
  • トリアムシノロンアセトニド
  • ピバル酸フルメタゾン
  • デキサメタゾン

【弱い】

  • 酪酸クロベタゾン

【非常に弱い】

  • プレドニゾロン
  • 酢酸ヒドロコルチゾン
  • ヒドロコルチゾンの合剤
  • リン酸ベタメタゾンナトリウム
  • 酢酸プレドニゾロン

素人判断で使ってはいけない

ステロイド軟膏は炎症を抑えるために非常に有用なのですけど、
強すぎてしまっては副作用の危険が高まりますし
弱すぎてしまうと効果がないということになります

皮膚の状態に最適の強さのステロイド軟膏を選んで使う必要があるんですね。

だからステロイド軟膏を使う場合は医師の指導の下使う
ということがどうしても必要なんです。

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