クレジットカードと消費者金融のキャッシング与信システムは違う

クレジットカードの契約をするにしても、消費者金融のキャッシング利用の契約をするにしても、審査の過程で「与信」というのがあります。

コンピューターによる自動審査

これはまずコンピューターで自動的に行われるものがあります。「◯◯秒審査」とか、素早くできるようなものはこれですね。

だから審査と言っても仮審査ということになります。

それでこの、人間ではなく機械による与信システムですが、会社によって違うもので、その与信システムがどれくらい優れているかというのも、その会社の強み弱みとなります。

ただ、クレジットカード会社と消費者金融会社では、そもそも与信システムの方式自体が異なると言われています。

まあこれは「全体として」ということですので、「うちは消費者金融だけど、あのカード会社と同じ方式ですよ」ということはあり得るでしょう。

だから全体的な違いとして、という話ですが。

あなたの属性が「採点」される

クレジットカード会社の方は「属性ポイント制」というのを採用しているところが多いです。

これは名前からわかる通り、属性ごとにポイントを決めて、それを加算していって、その人の信用がどれくらいかを割り出す、というものですね。

たとえばの話ですが。

職業でいうと、公務員4点、大企業の正社員3点、一般企業の正社員2点、自営業1点、とか。

年齢で言うと、30代40代4点、50代3点、20代2点、60代以上1点、とか。

家で言えば、持ち家(一戸建て)3点、持ち家(マンション)2点、賃貸1点、とか。

これらは今私が「仮に」設定しただけで、実際こういうポイントというわけではないですが。

でもこのようにポイントを設定してそれを合計し、何ポイント以上なら契約可能、さらに何ポイント以上ならキャッシング枠は何円、とか割り出すということですね。

以上がクレジットカード会社の話。

あなたに「似た人」からあなたが評価される

それに対して消費者金融会社の場合は、「属性モデル像」というのを採用しているところが多いといわれています。

これも属性を利用することに変わりはありませんけど、各属性のポイントを決めているのではなく、過去に契約した「あなたと似た人」をモデルとして、あなたの信用を割り出す、という仕組みです。

たとえばあなたが30歳男性で大企業の正社員で一戸建ての持ち家に住んでいるとしたら。

過去に30歳男性で大企業正社員で一戸建ての持ち家を持っていた人が、どういう利用状況だったかというのは、消費者金融会社がデータとして持っているわけですよね。

それに基づいて、あなたの信用が割り出されるというわけです。もちろん実際にはもっと細かく沢山のデータを利用して割り出します。

ということで、「過去あなたに似た人がどんな利用状況だったか」によって、「あなたがどれくらい融資してもらえるか」決められてしまうのが「属性モデル像」というシステムです。

「そんなの偏見じゃないか!」と思うかもしれませんが、もう何十年も「モデル」のデータを蓄積していますので、だいたい正しい結果が出るようですね。