「キャッシングの審査に落ちた」体験談~プロミスの事例

今回はキャッシング審査に落ちたある人の例を参考に、どういう場合に消費者金融の審査に落ちるのかについて見ていきたいと思います。

佐藤さん(仮名)はアルバイトで生計を立てていましたが、その月は給料日の一週間前には持ち金が尽きてしまいそうでした

プロミスのお店へ行ってみた

佐藤さんは借金はしたくなかったのですが、背に腹はかえられないということで、プロミスのお店を訪れることにしました。

当時は今と違って、まだまだ有人店舗が多かった時代です。そして佐藤さんは有人店舗なら、その場でお金を手渡ししてもらう、つまり「即日融資」も可能だと思って、有人店舗に行くことにしたのでした。

最初は女性の店員さんが応対してくれて、申込用紙にいろいろと書き込んでいきました。

氏名、生年月日、住所、電話番号、職業、居住年数、使用目的等など・・・

申込用紙への書き込みが終わると、女性店員にかわって男性店員が出てきて、いろいろと質問されることになりました。

店員さんとのやりとりは審査の一環

「本人確認書類を見せていただけますか?」

「はい」

佐藤さんは国民健康保険証を差し出しました。

「なるほどなるほど・・・ご職業はアルバイトだということですが、○◯百貨店で働いてらっしゃると」

「はい。もう 6年もそこで働いています」

職場の電話番号をおぼえていなかった

「それで、職場の電話番号が空欄なのですが・・・」

「あ、職場の電話番号はおぼえていなくて・・・」

「普通、ご自分の職場の電話番号くらいはご存じなのでは?」

「すみません。アルバイトなもので・・・」

「まあ、○◯百貨店なら有名ですし、私の方で調べてみましょう。それから在籍確認の電話をかけさせていただきます」

「はぁ」

男性店員さんは電話番号がわかったようで、電話をかけ始めました。

在籍確認に失敗

「あ、もしもし、私、鈴木と申しますが、そちらに佐藤太郎さんはいらっしゃいますか?・・・・・・あ、え? 今日はお休み? お休みということではない? ・・・はぁはぁ、わかりました、失礼致します・・・」

受話器を置くと、男性店員さんは苦笑いを浮かべて佐藤さんの方を見ました。

「佐藤さん、○◯百貨店のね、あなたが働いているっていう部署に電話してみたんですが・・・」

「はい」

佐藤さんって人はいないって言われましたよ?

「え?」

「その部署で働いている人で、佐藤さんという名前の人はいないって」

「そんな・・・たぶんそれは、最近入った人が電話対応したんじゃないでしょうか・・・誰だったかな、そういう人がいましたけど・・・」

実際あとで聞いてみると、そのとおりだったようです。でもそれがわかったのは翌日の話なので、後の祭り。

「何か、在籍を証明できるものをお持ちではありませんか?」

「はぁ、それは特に・・・アルバイトですので・・・」

お金の使用目的

「まあ、いいでしょう。それで、お金の使用目的ですが・・・生活費、ということでよろしいですか?」

「はい。1万円あれば足りると思います。25日には給料が振り込まれますので、1週間後の25日に必ずお返しします」

「そうですか・・・」

以上のようなやりとりがあり、結局佐藤さんは1円も貸してもらえませんでした

「審査に落ちた」原因は何か

これ事例では、職場の在籍確認に失敗しているのが致命的だったと考えられますが、それ以外にもいろいろと不利な条件が重なってしまっています。

まずは職業が「アルバイト」、これは不利な点の第一です。

それでも勤続年数は6年と、けっこう長いわけですから、他のところがちゃんとしていれば審査には通ったと思われます。

職場の電話番号をおぼえていなかったのも痛いですね。でもこれ、「おぼえてないよ」っていう人、けっこう多いと思います。

まあ今は、有人店舗はほとんどなくて、インターネット申し込みが普通なので、いくらでも調べる時間はありますけどね。

意外にも不利に働いた点

あと、意外にも不利に働いた点について。

それは「使用目的」ですね。

佐藤さんは「生活費」と答えていますが・・・生活費を借金しなければならないということは、もう「ギリギリ」もいいところですよね。

そんな経済状態「ギリギリ」の人にお金を貸したいと思うかというと・・・・・・ですよね。

「ほんとにこの人、返済できるの?」って思っちゃいます。「レジャー資金」などが無難だったと考えられます。

まあレジャーに使うなら使うで「どんなレジャーですか?」なんて聞かれて、言葉に詰まってしまうのは印象が良くないですけど。

あとは「1万円だけ」借りて「1週間後に必ず返す」のでは、消費者金融としても利益がほとんど出ませんので、そこも不利に働いたかもしれません。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする