糖質制限ダイエットとは~そのやり方・長期間やると危険?

ダイエットの方法には色いろあるのですけど
糖質制限ダイエット(糖質オフダイエット)というのは
その中でも最も楽な方法と言っていいでしょう。

糖質制限ダイエットとは

糖質制限ダイエットとはどんなものかといいますと、
糖質を含む食べ物の摂取を減らしてしまうというものです。

それ以外は普通に食べていいというわけですから
空腹で苦しむことが少ないというわけですね。

糖質制限ダイエットのやり方

やり方としては非常に単純です。

糖質というと甘いモノを思い浮かべるかもしれませんが
それだけじゃないんです。

炭水化物も糖質です。
なのでご飯とかもそうですね。イモ類なんかもそう。

そういうものを食べる量を減らして、
代わりに肉でも魚でも野菜でも豆腐でも食べて
空腹にならないようにしようというダイエットです。

なぜ痩せられるのか

同じカロリーを摂取しても、
糖質を減らした分太りにくくなるというのが不思議なところですよね。

「そんなことあるのか?」って思いませんか?

そのメカニズムはこうです。

糖質というのは吸収されやすくて、血糖値を上げやすいんです。
甘いものなんて特にそうですね。

それで、ある基準以上に血糖値が上がりますと、
インスリンが沢山分泌されて、余分な糖は脂肪細胞に
どんどん放り込まれてしまいます。

ところが糖質以外の栄養素だと、
血糖値が急激に上がったりしないので、それが起こりにくいんです。

だから糖質を摂取する量を減らすと、
空腹に苦しむことなくダイエットできる・・・という理屈です。

これに似た方法として低インスリンダイエットとか
低GI値ダイエットというものがありますが
それについてはまたの機会にお話ししましょう。

さて。

でも、ちょっと待ってください

上述のことだけをみると糖質制限ダイエットは
素晴らしいダイエット方法に思えますよね。

食べるの我慢しなくても痩せられるんだと。

・・・まあ、甘いモノを減らさなければならないのは
ちょっと辛いと思う人も多いでしょうけど。

でも空腹に耐える必要はないと。

だから糖質制限どんどんしていこうと考える人も
いるかもしれませんがちょっと待ってください。

糖質制限ダイエットには落とし穴もあるんです。

やり方を間違えば命の危険もある

ただ、糖質制限ダイエットが危険になってしまうのは
やり方を間違っている場合がほとんどです。

まちがったやり方の糖質制限ダイエットを長期間続けた場合、
これは命に関わる危険もあるということです。

間違ったやり方というのは、

  1. 糖質を一切摂取しない、ゼロに近づける
  2. 脂肪は食べていいんだとばかりに大量の脂肪を摂取する

という、2つのポイントがあります。
どちらか一つでも当てはまっていれば
それは間違った糖質制限ダイエットといっていいでしょう。

こういうやり方を続けるとどうなるか?

糖質摂取をゼロにするとどうなる?

まず一つ目の「糖質を一切とらない」という方法ですが・・・

これだと健康な人でもカロリーが不足してしまうわけですね。

「カロリーが不足するんなら痩せられていいんじゃない?」

と思うかもしれません。
もちろん、ある程度ならいいのですけど・・・

長期間続けてしまうと、
体はカロリーの不足を補うためにたんぱく質を分解し始めます。

その結果筋肉が減って、太りやすくなってしまいます。
リバウンドが起こりやすい体になってしまうということですね。

また、高齢者の場合は筋力が落ちすぎてしまって
「寝たきり」になってしまう危険性もあります。

骨ももろくなる

さらにたんぱく質が分解されることで骨粗しょう症になる人もいます。

骨粗しょう症というと、骨がすかすかになってもろくなる病気ですが、
「骨とたんぱく質何の関係があるの?」って思いますよね。
骨はカルシウムを取っておけばいいんじゃないかと。

ところがこれ、違うんです。

骨の中はコラーゲンがびっしり詰まっていることで
初めて丈夫な骨ができあがるんです。

このコラーゲンって・・・そう、たんぱく質の繊維ですよね。
ということはたんぱく質が分解されると、コラーゲンも不足して
骨がスカスカになるということもおこります。

それからたんぱく質、コラーゲンというと
肌にとっても必要なものですから、
たんぱく質が不足することで肌もぼろぼろになります。

もともと低血糖の人はやるべきではない

また、もともと低血糖の人が糖質摂取をゼロにしてしまうと、
エネルギーが不足して死の危険も出てきます。

そうでなくても脳のエネルギーが足りなくなって
認知症的な症状が出ることもあります。

脳のエネルギーの元になるのは何より糖ですからね。

以上が一つ目の危険性。

糖質の代わりに脂肪を大量にとってしまうと?

二つ目の、糖質の代わりに脂肪をたくさん取ってしまうことの
危険性については、わかりやすいのではないでしょうか。

糖質制限ダイエットを長期間実践した人が、
脳梗塞や心筋梗塞になってしまうことがあります。

これは糖質の代わりに脂肪を大量にとりすぎてしまって
動脈硬化が起こってしまったということなんですね。

結局のところ糖質制限ダイエットは危険なのかというと・・・

現代人は、普通にしていると糖質をとりすぎてしまう傾向があるので、
それを通常の量か、通常量よりいくらか少ないレベルにするなら
ダイエットにも健康にも役立つといえるでしょう。

糖質摂取をゼロにして、それを脂肪で補うというやり方は、
糖質制限ダイエットの危険性を最大にしてしまうでしょう。

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