【成分比較】ピニトール(カイロイノシトール)サプリメントの効果と副作用~不妊?妊娠中?多嚢胞性卵巣症候群?葉酸と違うの?

ピニトールはイノシトールの一種で、ビタミンB群に含まれると言われることもありますが、もとはと言えばブーゲンビリアから取れた物質です。

インドの民間薬だった

昔からインドでは、糖尿病改善のための民間薬として、ブーゲンビリアの葉を使っていたんです。

それが最近、日本でも注目されるようになったのですけど・・・糖尿病よりも特に「妊活中」の人が注目しています。

なぜかというと、ピニトールが不妊改善に効果があるんじゃないか?と言われるようになったからです。

ただこれ・・・よく調べてみると、全ての不妊に期待できるというものではないようです。

ピニトールに関する研究

不妊の原因の一つとして・・・これは非常に多いそうですが

「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS、たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)」

というのがあります。

ピニトールは体の中で、カイロイノシトールという物質に変わるのですけど、このカイロイノシトールを投与した結果、多嚢胞性卵巣症候群が改善した、という研究があるからです。

これ以外でも、アルツハイマー病の原因物質を減らしたとか、ハムスターの肝臓保護効果があったとか、ハエの寿命をのばしたとか・・・そういう研究もありますが、それはここでは置いておきましょう。^^

不妊の人がピニトールに注目するようになったのは、上記PCOSに関する研究があったからです。

それでサプリメントも出始めているということです。

ピニトールの副作用

逆に、ピニトールの副作用についてはこれといって見つかっていないようです。

ただどんな食品にもあることですが、アレルギーには気をつける必要があるでしょう。

また、インドで糖尿病の民間療法に使われていたくらいですので、低血糖の人が飲むのは避けるべきでしょう。

多嚢胞性卵巣症候群の自覚症状

じゃあ不妊の原因の一つとなっている「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」とは何か?ということですが、卵巣の異常で卵胞がなかなか育たず、排卵障害を起こしてしまうものです。

特徴としては、

・月経周期が普通より長くなる
・月経が不規則になる
・ニキビができやすくなる
・ムダ毛が多くなる
・肥満である場合が多い

ということが挙げられます。

原因としては、血糖値を下げるインスリンというホルモンですね、これが通常より多くて、卵巣に影響を与えてしまいます。

インスリンに影響されると、不思議な事に卵巣で男性ホルモンが増えるんです。

「男性化」が原因!?

女性特有の器官で男性ホルモンが増えるんですよ。そんなことが起こったら、排卵障害が起こっても不思議ではないですよね。

男性ホルモンが増える・・・だから皮脂が多くなってニキビが増える、それからムダ毛が増える、毛深くなる、ということも起こるわけです。

女性としてはこれ、けっこうショックなことじゃないでしょうか。「男性化」が原因になっているわけですから。

そこで多嚢胞性卵巣症候群の女性にカイロイノシトールを摂取してもらったところ、男性ホルモンの量が減ったという研究結果が出たので・・・これはいいのではないかと注目され始めたということです。

なので、不妊と言っても、その原因が多嚢胞性卵巣症候群でないなら、あまり関係がないのかもしれません。

また、ピニトールに頼るだけでなく、血糖値が高い疑いがあるのだから、そこから改善していく必要もあるでしょう。

ピニトールと葉酸の違い

以上の話からすると、葉酸とは全く違うものであることがわかります。

葉酸は、妊娠前だろうと妊娠後だろうと、妊娠を考える女性はしっかり取らなければならないものです。

なぜなら葉酸不足によって、赤ちゃんに異常が出る危険が高まるからです。

開放性、潜在性二分脊椎症の原因は遺伝?葉酸不足?~水頭症の併発も

それに対してピニトールは、多嚢胞性卵巣症候群が不妊の原因になっている女性に関係が深いものです。

ピニトールを含む食品

ピニトールまたはカイロイノシトールは、身近な食品にも含まれています。

・大豆
・ルイボス
・蕎麦
・アイスプラント

ただ、食品に含まれるピニトールの量は非常に少ないので、現実的ではありません。

たとえば豆乳なら、必要なピニトールを摂取するために、毎日1リットルも飲まねばなりませんし、ルイボスティーならカップ100杯飲まねばなりません。

サプリメントから摂取するのが現実的、ということになります。

ピニトールサプリメントを比較

ということでサプリメントをいくつか見てみましょう。

【ベジママ】

主な成分はピニトールと葉酸、それからルイボス茶エキスです。

1日量でピニトール260mgと葉酸400μgを摂取できます。

ビタミン類も含まれていますが、さすがにビタミン剤に比べると量は少ないです。

【マカ・葉酸を超える】新妊活サプリメント『VEGEMAMA-ベジママ』

【グラシトール】

アイスプラントを原料にした、ピニトールのみが成分となっているサプリメントです。

1日量でピニトール300mgを摂取できます。

ピニトールのみということで、対象としては妊活をしている女性よりも、血糖値を気にしている人に重点があるようです。

グラシトール

【ママナチュレ葉酸サプリ】

こちらは妊活をしている女性を対象と考えているようで、1日量で、

・葉酸400μg
・ピニトール300mg
・マカ300mg
・乳酸菌

が摂取できます。その他ビタミン・ミネラル類や大豆イソフラボン、ザクロエキスなども配合されています。

ピニトール配合【ママナチュレ葉酸サプリ】

【ここる】

こちらは「沖縄の素材」を特徴としたサプリメントで、ピニトール以外にも、妊活でおなじみマカや葉酸、それから16種類の沖縄野菜を原料として使っています。

1日量で400μgの葉酸が摂取できますが、ピニトールやマカに関しては量の記載がありません。

ママ活栄養補助サプリ ここる

価格と成分

4つのサプリを比較してみますと、まず、「ピニトールのみ」というわかりやすいグラシトールが、値段も最も安いです。

とにかくピニトールだけ欲しい場合はこれがいいでしょう。

ただグラシトールは妊活女性は対象と考えていないようなので、妊活女性にどうしても必要な葉酸を摂取するならベジママが安いです。

ママナチュレ葉酸サプリと「ここる」はいろいろと素材が使ってありますので内容豊富ですが、その分ベジママより高いです。

妊活で注目するとすれば、ママナチュレとここるにはマカが配合されている点ですね。

「マカなんて要らない」という人はベジママでいいと思いますが、「マカもやっぱり効果ありそうだし…」と考える人はママナチュレかここる、ということになります。

ただ「ここる」は葉酸の量は記載されていますがピニトールとマカの量が記載されていません。でもママナチュレより安い。

その点を考えて選ぶといいと思います。

まあ4つの中でママナチュレ葉酸サプリが最も高いと言っても、1日分の値段は166円ですし、しかも180日間もの返金保証がついていますので、安心感は高いかもしれませんね。

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