クリルオイルの効能効果と副作用【リン脂質結合型オメガ3は普通のDHA、EPAと違う?】

現在注目されつつあるクリルオイルですが・・・

「DHAやEPAなら魚を食べればいいんじゃない?」
「オメガ3ならえごま油でいいんじゃない?」

それが違うんです

ということを説明していきましょう。

クリルオイルを使った実験

まず、クリルオイルの作用に関してですが・・・

クリルオイルを摂取することで何が変化したのか? 以下のような実験結果があります。

・クレペリンテスト(計算テスト)中の脳波P300の出現が早くなった。

脳波P300というのは何かに集中した時に出る脳波です。つまり集中しやすくなったと考えられます。

・HDL(善玉コレステロール)が上昇、LDL(悪玉コレステロール)が下降した。魚油に比べて、その数値は大きく優っていた。

魚油にもDHA、EPAといったオメガ3脂肪酸が含まれていますが、クリルオイルのほうが変化が大きかったということです。

・ラットにアルコールを投与。その後、クリルオイルを与えたグループはそうでないグループより血中ASTの数値が低かった。

肝臓への負担が大きいほど、肝臓にあるASTという酵素は血液中に漏れ出てしまいます。つまりクリルオイルでラットの肝臓が保護されたことが推測できます。

・肥満ラットの心臓の脂肪が4割以上減少した。

ラットの心筋梗塞を予防できると考えることもできます。

以上の結果は、あくまで一つの実験の結果ですので、これが100%確実な結果というわけではありません。

これからの研究が期待されるところです。

クリルオイルの副作用

さて次に、クリルオイルの副作用に関して。

クリルオイルというのは、南極オキアミから取れる油ですので、基本的に副作用はありません。

ただし、人によってはアレルギーが出ることもあるでしょう。これはどんな食品にも言えることですけどね。

オキアミって、小さいエビみたいなものですから、エビアレルギーの人は、注意した方がいいでしょう。

そうでない人も、いきなりたくさん摂取するのではなく、少量から試すべきですね。

さて。

魚油やエゴマ油と何が違うのか?

最初に

「クリルオイルは魚油のDHA、EPAとは違う」
「エゴマ油のオメガ3とも違う」

と書きましたけど、

「何が違うのか?」

ということですよね。

これは

「リン脂質結合型」

という点が違います。

クリルオイルは、リン脂質結合型のオメガ3なんです。この点が、魚油やエゴマ油と違うんですね。

それで上記の実験でも、魚油とは違う結果が出ているというわけです。

リン脂質というのは何かというと、大豆などに含まれているレシチンのことで、細胞膜の素材になったりしますのでこれ自体大事な栄養です。

ただこのリン脂質と、オメガ3が結びつくことで、オメガ3がずっと吸収されやすくなり、その機能も最大限引き出してもらえるということです。

だからクリルオイルは「新型オメガ3」なんて言われるわけですね。

アスタキサンチンも含む

また、原料が南極オキアミですので、南極オキアミに含まれる「アスタキサンチン」という色素も、クリルオイルに含まれています。

アスタキサンチンって、鮭の身に含まれていることでも有名ですけど、ピンクの色素ですよね。

これも、抗酸化作用があるということでご存知なのではないでしょうか。

ということでオメガ3を摂取したい場合は、クリルオイルがおすすめ、ということになります。

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