「お金は汚い」洗脳~インベスターZより

「インベスターZ」という漫画があります。「ドラゴン桜」でおなじみ、三田紀房さんの作品です。

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これね、いろいろと興味深いことが書かれている上、投資や政治経済の勉強にもなります。そして面白い(ここ大事)。

昔から行われてきた洗脳

で、昨日読んだインベスターZの第5巻に書かれていたことですけど、日本人は昔から「お金が汚い」と洗脳されてきたんだと。

「汚い」というのは不衛生という意味で行っているのではなく、

「お金を欲しがるのは人として恥ずかしいことだ」

という意味。

そういう考えを昔から、刷り込まれてきた、といこと。

これ自体は、私も思っていたことですが、その「お金は汚い」洗脳が始まったきっかけが面白い。

意外なきっかけ

インベスターZによると、

「本能寺の変」

が、きっかけなんだと。

本能寺の変って、学校で習いましたよね。明智光秀が裏切って織田信長を殺してしまったというあれです。「敵は本能寺にあり」です。^^

で、この本能寺の変がどう関係しているのかというと・・・

本能寺の変が起こった時、家康さんは堺にいたのですが、信長さんがやられたという知らせを聞いて、領地の三河まで、急いで帰ることにします。

そりゃそうでしょう。次に狙われるのは自分である可能性が高いのに、少人数で堺にいたわけですから。

それで「殺される」恐怖に怯えながら、三河への道を急いだと。

そこで家康はこう考えた・・・とインベスターZでは語られます。

「もう命を狙われるのは二度とゴメンだ」
「それを防ぐにはどうしたらいいだろう…」
「自分が天下を取った時、信長様のように裏切られないためには…」

裏切りを防ぐには…

そこで思いついたのが、

「支配下にある人間すべてを『そこそこ貧乏』な状態にしておく」

ということです。

「生かさず、殺さず」

なんてよくいいますよね。なんとか生活できるくらいの貧しさにとどめおこうということです。

これを、武士も含めて、支配下にある全ての人間に当てはめようと。

お金は力の源だから、これをもたせると裏切りを考える者が出てくるだろう、というわけですね。

だから家康が天下を取ったあとは、

「お金は汚い」
「お金を欲しがるのは人として恥ずべきこと」
「卑しい行い」

と、繰り返し教育=洗脳されたというわけです。

そして。

現在まで続いている

恐ろしいことに、その洗脳は代々続いてしまって、現在の私達にも影響を与えています。

たとえば日経新聞にこんな記事が出ています。

中高生の8割弱がこう答えた(日経新聞)

ある人が、中高生約500人に、

「お金はきれいか汚いか」

と聞いてみたところ、約8割が「汚い」と答えたというんです。

ほんと、洗脳が行き届いていますよね。

こうして現在では、「滅私奉公」的に会社のために働く、通称「社畜」と呼ばれる人が、育成され続けているというわけです。

あなたも思っていませんか?

「お金は汚い」

って。

それ、洗脳ですよ?

その洗脳に気づかない限り、搾取され続けると言って間違いないでしょう。

まあ本能寺の変がきっかけかどうかはわかりませんが、そのような洗脳が行われてきたことは間違いないでしょう。

だって、すでに富と力を持っている人々にとって、都合がいいから。

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