クレジットカードを担保にして借金できるのか?

消費者金融は基本的には担保も保証人も要らないんですよね。だから最初から「担保になるもの出してください」とか、そういう消費者金融は避けたほうがいいのですけど・・・

でも、審査の結果、「必要です」となる可能性はないとはいえません。

で、そんな場合。

クレジットカードを持っていたら、

「これを差し出せば担保にできるんじゃないの?」

と考えたことはないでしょうか?

クレジットカードを担保にする=違法

これは法律上できないことになっています。

割賦販売法第37条に以下のように定めだられています。

(カード等の譲受け等の禁止)
第三十七条  何人も、業として、カード等(第二条第一項第二号のカードその他の物及び同条第三項第一号のカードその他の物をいう。以下この条及び第五十一条の三において同じ。)を譲り受け、又は資金の融通に関してカード等の提供を受けてはならない。

要するに消費者金融などの業者は、クレジットカードを受け取ってはいけませんよ、ということなんですね。

借金返済のクレジットカード払いは?

じゃあ借金返済を、クレジットカードで行うことはできるの?と思うかもしれません。

つまり、

「借金返済のカード払い」

ですね。

なにか買った時に、クレジットカードでお金を払うように、消費者金融への返済も、クレジットカードで払えばいいんじゃない?ということ。

これも実は、「ダメ」だとされています。

違法取り立てに該当する

なぜかというと、貸金業法第21条にこんな定めがあるからです。

第二十一条  貸金業を営む者又は貸金業を営む者の貸付けの契約に基づく債権の取立てについて貸金業を営む者その他の者から委託を受けた者は、貸付けの契約に基づく債権の取立てをするに当たつて、人を威迫し、又は次に掲げる言動その他の人の私生活若しくは業務の平穏を害するような言動をしてはならない。

六  債務者等に対し、債務者等以外の者からの金銭の借入れその他これに類する方法により貸付けの契約に基づく債務の弁済資金を調達することを要求すること。

つまり、

「うちに返済するために他のところから借金してよ」

消費者金融が言ってはいけないということなんですよね。

クレジットカードで返済するということは、カード会社からお金を借りて、そのお金で消費者金融に返済するということだから、貸金業法の21条に違反してしまうということです。

だから、借金返済の「カード払い」はダメ、ということなんですね。

ということですので・・・

「担保としてクレジットカードを提出してください」

とか、

「クレジットカード払いで返済してください」

なんて言ってくる消費者金融に出会ったら・・・これは「危ない」と判断したほうがよさそうです。

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