一酸化窒素の血管への効果、アルギニン・シトルリンとの関係は?~サプリメントや食べ物で増やすことはできる?

一酸化窒素(NO)の血管への作用の一つとして、

血管拡張作用

があります。

作用する流れは、前にも説明しましたが、このようになります。

→一酸化窒素
→cGNPを増やす
→血管平滑筋が弛緩する
→血管が拡張する

【特許】ランペップ(卵白ペプチド)の効果とアルギニン、レッドドラゴンサプリの摂取量

一酸化窒素が不足すると…

一酸化窒素が、cGNPを増やして、cGNPが働くことで、血管平滑筋、つまり血管の内側の壁になっている筋肉が「ゆるむ」ということです。

それで血管が拡張するというわけ。

だから逆に、一酸化窒素が不足すると、血管が「ゆるまない」ということになります。

たとえるなら血管が「運動不足でこわばってしまう」状況。

こういう状況は、動脈硬化の原因の一つとなると考えられています。

その他の作用

これ以外にも、一酸化窒素にはいろいろな作用があると考えられています。

・活性酸素の抑制
・脂質酸化の抑制
・血管内皮へのマクロファージ付着・侵入防止
・炎症性サイトカインの抑制

どれも、動脈硬化と関係がありますね。

あとこの「血管拡張作用」によって、「男性機能」にも影響するということも、上記の記事で説明しました。

だからその手のサプリメントにはアルギニンシトルリンが含まれているというわけですが・・・

アルギニン、シトルリンとの関係

「じゃあアルギニンとかシトルリンはどう関係あるの?」

ということになりそうですね。

これも単純で、シトルリンは体内でアルギニンに変化します

アルギニンは体内で一酸化窒素合成酵素によって一酸化窒素に変化します。

シトルリン→アルギニン→一酸化窒素

ということ。

だから「精力サプリ」にはシトルリンやアルギニンが入っていることが多いんです。

こちらの記事で・・・

【特許】ランペップ(卵白ペプチド)の効果とアルギニン、レッドドラゴンサプリの摂取量

紹介したサプリメントは、「ランペップ」という素材を使っていますが、このランペップはアミノ酸の塊みたいなものなので、アルギニンも豊富ということですね。

ちなみに「マカ」にもアルギニンは含まれています。

さてでは。

「一酸化窒素を増やすための食べ物は?」

ということになりますけど、これはアルギニンやシトルリンが多い食べ物を意識すれば良さそうです。

アルギニンの多い食べ物

まずアルギニンが多い食べ物ですが、アルギニンというとアミノ酸の一種。

アミノ酸はタンパク質を構成するものだから、良質なタンパク質を取ればアルギニンを取ることができます。

つまり、大豆、魚介類、肉です。

「魚介類の中でもカツオ節にアルギニンが多いんじゃないの?」

という話も聞くかもしれませんが、カツオ節は水分が飛んでいますので、その分「濃く」なっているということですね。

だから他の魚だって干せば水が抜けるぶんアルギニンの濃度は上がります

カツオが特別ではありません。

大豆だって、精製してプロテインにしてしまえば、アルギニン濃度は上がります。当たり前の話ですね。^^

シトルリンの多い食べ物

では次シトルリン。

シトルリンもアミノ酸の一種なのですが、これは不思議な事に、魚や肉よりも野菜に多いんですね。

特にスイカは抜群に多いです。

それからメロンや冬瓜、にがうり、きゅうりなど。

100gあたりのシトルリン量は、

スイカ・・・180mg
メロン・・・50mg
冬瓜・・・18mg
にがうり・・・16mg
きゅうり・・・9.6mg

となっています。やはりスイカがぶっちぎりですね。

ただ。

食べ物で摂取するデメリット

「スイカにメロン、毎日食べてられるか!」

という話。それに「吸収率」の問題もあります。

シトルリンやアルギニンが多い食べ物をとったからといって、ちゃんと吸収されるとは限りません。

だからサプリメントが効率がいいです。

シトルリンはどうせ体内でアルギニンに変わるのだから、アルギニンが多いサプリでもいいですね。

それについてはこちらをご覧ください。

【特許】ランペップ(卵白ペプチド)の効果とアルギニン、レッドドラゴンサプリの摂取量

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