紅参・ジンセノサイドの効能と副作用~6年根じゃないとダメ? エキス、サプリ、ドリンク【韓国正官庄の高麗人参】

紅参(こうじん)というのは高麗人参なんですけど、なぜ呼び名が違うのかというと、「加工法」によって呼び名が変わるんです。

水参…生の高麗人参
白参…皮をむいて乾燥させたもの
紅参…皮をむかずに蒸して乾燥させたもの

となっています。

なぜ紅参が最高級なのか

この中で、紅参が最高級だとされるのには理由があります。

高麗人参の皮をむかずにきれいにしたあと、蒸してさらに天日で乾燥させるという手間を取っているわけですが、なぜそんなことをするのか?ですよね。

まず「皮をむかない」のは皮とその近くに、高麗人参の重要な成分が豊富にく含まれているからです。

まあこれは、高麗人参に限らず、他の野菜とか果物とかでもそうですよね。

次に、なぜ「蒸す」のか。

これは蒸すことで、高麗人参の重要成分の種類が増えるからです。

高麗人参の重要成分のうち、中心になるのは「ジンセノサイド」ですけど、このジンセノサイドの種類が増えます。

また、蒸すことで、ジンセノサイドが腸から吸収されやすい形に変化してくれます。

そして最後に「天日で乾燥させる」のですが、これは単純に、成分を凝縮させるため、それから保存しやすくするためです。

・皮をむかない…重要成分を多く残す
・蒸す…重要成分の種類が増え、かつ吸収されやすくなる
・乾燥させる…重要成分が凝縮される

ということになります。これが紅参です。

だから紅参は高麗人参の中でも「高級」とされるわけです。

6年根は貴重

ただ、この紅参にもまたいろいろと等級があります。

紅参の中でも最高級とされているのは「6年根」と呼ばれるものです。

高麗人参って、短くとも育てるのに3年かかります。

それを6年もかけて育てるのはなぜかというと・・・6年間育てることで、高麗人参は、限界まで栄養を蓄えてくれるからです。

つまり高麗人参が「濃く」なるということ。6年根は栄養が「濃い」ということですね。

6年も高麗人参を育て続けると、畑の栄養を高麗人参が吸収し尽くしてしまいます。

なので連作は不可能、6年根を育てたあとは、その畑は最低6年は休ませないといけません。

ということは、合わせて12年も!畑を独占することになります。

だから6年根は最高級品なんです。

高麗人参七効説

さて次に、気になる紅参の効能ですが、漢方医学では高麗人参の効果を、「人参七効説」としてまとめています。

「高麗人参の7つの効果」という意味ですね。以下の7つとなっています。

①補気救脱(ほききゅうだつ)  
 …疲労回復、体力増進
②益血復脈(えきけつふくみゃく)
 …貧血・低血圧・心臓衰弱の治療
③養心安神(ようしんあんしん) 
 …ノイローゼ・自律神経失調の治癒
④生津止喝(しょうしんしかつ) 
 …身体の渇きを癒す。糖尿病の治療
⑤補肺定喘(ほはいていぜん)  
 …肺炎・ぜんそくの治療
⑥健脾止瀉(けんぴししゃ)   
 …胃を丈夫にして腸を整える
⑦拓毒合瘡(たくどくごうそう) 
 …肌あれ・おできの治療

これを見るともう、万能薬じゃないかという気になってきますけど・・・どうなんでしょう。^^;

ただ、漢方医学ですので、「なぜこのような効果があるのか」という点については、西洋医学的な説明はありません。

紅参サプリを用いた臨床試験

そこで、「紅参のサプリメント」を用いた臨床試験も行われています。

1粒300mg、高麗紅参粉末70%+高麗紅参エキス粉末30%の錠剤を、1日3錠、1ヶ月飲み続けてもらって変化を観察する、という試験です。

対象は、健康診断の数値で何らかの異常が認められる人。

具体的には以下のような人です。

・中性脂肪が高すぎる人
・中性脂肪が低すぎる人
・LDLコレステロールが高すぎる人
・GOT、GPT、γ-GTPが高すぎる人
・尿酸値が高すぎる人

ただし、それぞれの対象が一桁しかいませんので、その点は臨床試験としては弱いところです。

とはいえ、結果としてはどの数値も、平均としては改善されていました。

中性脂肪に対する作用なんて面白いですね。高すぎる人は低く、低すぎる人は高くしてくれたということですので。

こういう変化は、単一の成分ごとに見ていく西洋医学的な見方では、説明しづらいのではないでしょうか。

「なんで逆の作用をしているの?」

ということになりそうです。

ともあれ。

高麗人参は医薬品として用いられることもありますので、以上のような変化が見られるのはむしろ当然なのかもしれませんが。

20種以上のジンセノサイドそれぞれに効果があるけど…

紅参の重要な成分は「ジンセノサイド」だということでしたけど、このジンセノサイドには沢山の種類があります。

なんと、20種類以上あるようですが、それぞれのジンセノサイドについて、どんな効果があるのかは研究で明らかにされています。

ただ、漢方医学で長く用いられてきたものですから、一つのジンセノサイドだけ取り出して、その効果をアピールしてみてもあまり意味は無いでしょう。

総合的に働くところに、真価があるのではないでしょうか。

多くの種類のジンセノサイドと、ジンセノサイド以外の成分、それらが自然の中で絶妙なバランスで混ざり合っているところに、「紅参」の真価があるのでしょう。

そういう部分は、成分を一つ一つ取り出して調べてみるというような研究方法では、明らかにできないのでしょう。

では次に。

紅参の副作用

紅参の副作用も気になりますね。

これはやはり、過剰に摂取するとあらわれることが多いようです。

ただ、出て来る副作用は実に様々なものがあります。

頭痛として出てくることもあるし、胃腸に出ることもある。呼吸器に出ることもあるし、肌に出ることもある。精神に出ることもあります。

その上、副作用ではなく「好転反応」である場合もあります

好転反応というのは、悪いものではなく、体が良くなっていく途中で出てくる「毒出し」のような反応ですね。でも不快であることに変わりはありません。

だから素人には判断が難しいのです。

なので、まずは過剰に飲まないことが大事ですが、飲んでいて何か不快を感じたときは、漢方医などに相談したほうが良いでしょう。

そもそもジンセノサイドって何?

最後に。

そもそも、紅参の重要成分であるジンセノサイドって何?ということですが。

ジンセノサイドというのは「サポニン」の一種です。

サポニンというのは、多くの植物に含まれている成分で、苦味や渋味のもとになります。

有名なところでは大豆サポニンがありますね。コーヒーが苦いのもサポニンの影響があります。

また、石鹸のような働きもするので、昔はサポニンが多い植物を石鹸代わりに使ったこともあるようです。

で、紅参に含まれるジンセノサイドも、そのサポニンの一種というわけ。

サポニンはいろいろな種類があって、植物ごとに違うんですが、その一種であるジンセノサイドにもまた、いろいろな種類があるんですね。

だからサポニンと一口に言ってもあまり意味は無いかもしれません。^^;

紅参エキスを用いたドリンク

最後に、高麗人参で最も有名な韓国正官庄の紅参を用いたドリンクを紹介しておきましょう。

紅参・植物発酵液80

正官庄公式のものですので、紅参の品質は非常に良いものです。

もちろんこれは医薬品ではなく、サプリメント・健康食品ですので誤解なきよう。

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