鞍馬山の天狗に会いに行く

京都の市街地から離れた洛北地方に、牛若丸伝説でも有名な源義経のゆかりの地、鞍馬山があります。

牛若丸・源義経と天狗

義経の生涯はこの鞍馬山から始まったといわれていて、幼少時代の牛若丸(義経)天狗に武芸を習ったという伝説が残る鞍馬山一帯には、義経にちなんだ建造物が数多く残されています。

鞍馬山への玄関口にもなっている鞍馬寺仁王門は、義経が武芸の修行をした鞍馬寺の入り口にあたる三門で、長い階段の上に建っており、さらにここから「九十九(つづら)折り」と呼ばれる曲がりくねった参道が続きます。

険しい山道の境内でもある鞍馬寺は、源氏物語や枕草子などにも記され、謡曲「鞍馬天狗」や、牛若丸が天狗に武芸を習った寺としても知られています。

本殿から望む比叡の山々の景色はとても綺麗で、険しい山道を歩いて訪れた人たちを心地よく迎えてくれます。

鞍馬寺
京都市左京区鞍馬本町1074

鞍馬山霊宝殿と与謝野鉄幹、与謝野晶子

鞍馬寺近くにある鞍馬山霊宝殿では、鞍馬山に生息する動物や、鞍馬寺の文化財、与謝野鉄幹、与謝野晶子夫妻にかんする資料などが閲覧できます。

国宝の毘沙門天三尊像をはじめとする数々の仏像も安置されてます。

鞍馬山霊宝殿
京都市左京区鞍馬本町1074
拝観時間 9:00~16:00
拝観料金 大人200円 小・中学生100円
※高校生以上は拝観料金の他に愛山費200円が必要
休日 毎週月曜日及び12月12日~2月末日

奥の院魔王殿、背比べ石

鞍馬山霊宝殿のすぐそばには、修行時代の義経が、東光坊から奥の院にけいこに通う途中でのどをうるおしていたと伝えられている「息つぎの水」があります。

魔王殿は鞍馬寺の奥の院にあたり、大地の霊王である護法魔王尊が祀られ、小さいながらも厳かな雰囲気に包まれています。

鞍馬山霊宝殿から魔王殿を結ぶ道は木の根道といわれていて、固い岩盤でできた地面の上にはカシや杉の木が露出しています。

この辺りには、義経が16歳のときに背比べをしたという言い伝えのある「背比べ石」や、義経の魂が遮那王尊として祀られてる「義経堂」といった史跡もあります。

貴船神社と「貴船の水まつり」

鞍馬山を流れる貴船川のほとりに、水の神を祀る貴船神社(きふねじんじゃ)があります。

毎年7月7日には「貴船の水まつり」が開かれ、料理店や酒屋、菓子屋など水に関わる仕事をしている参拝客で賑わいます。

6月1日の「貴船祭り」や、縁結びの神様としても知られています。

貴船神社
京都市左京区鞍馬貴船町180
拝観時間 6:00~20:00
拝観料金 無料
年中無休

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