京都大原三千院 あじさい・紅葉を愛でる

京都の北東部に位置する大原は山あいの自然豊かなところで、狭いエリアに見どころが集まっていて、散策のしやすい観光スポットです。

三千院と「童地蔵」

大原といえば何といっても三千院でしょう。

「京都大原三千院~♪」の歌でも知られる観光スポットで、788年(延暦7年)に最澄が比叡山延暦寺の東塔の梨の木の下に一宇を建てたのが起源とされています。

応仁の乱の後、この大原に移転されました。

庭園は緑色の苔に覆われていて、杉や楓が配されており、苔むした庭から顔を覗かせる「わらべ地蔵」も有名です。

春は桜、夏はアジサイ、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節ごとにその姿を変え、それぞれの風情溢れる人気の観光スポットです。

三千院
京都市左京区大原来迎院町540
拝観時間 8:30~17:00
※12月~2月は8:30~16:30
拝観料金 大人700円 中・高校生400円 小人150円
年中無休

三千院への行き方

JR京都駅からバスに乗るのがわかりやすいです。

京都駅の中央改札出口から出て、京都バスC3乗り場、17系統大原行きに乗ります。

1時間ほどで大原バス停に着きますので、そこから歩いて10分程度で三千院に到着します。

大原は三千院をはじめ、木々にかこまれたのどかな寺院が集まるところです。

実光院と「契心園」

実光院(じっこういん)は小さいながらも、趣のある綺麗な寺院で、律川の流れを取り入れた庭園「契心園」は四季折々の美しさを放ちます。

院内ではお茶を飲みながら、大原ならではの静けさが味わえます。

実光院
京都市左京区大原勝林院町187
拝観時間 9:00~16:30
拝観料金 大人600円 子供300円
お茶とお菓子付き
休日 1月1日

「大原問答」が行われた勝林院

勝林院は、念仏を唱えれば誰でも往生できるとする法然と、その教えに疑問を持つ顕真が仏教論議を交わしたとされる「大原問答」で有名な寺院です。

仏教の経典に節をつけて唱える声明(しょうみょう)の道場とされた寺で、現在ではその本堂がひっそりと佇んでいます。

勝林院
京都市左京区大原勝林院町187
拝観時間 9:00~17:00
拝観料金 大人300円 小・中学生200円
年中無休

宝泉院と「血天井」

勝林院の子院、宝泉院は実光院とともに声明の寺として創建されました。

書院の廊下の天井「血天井」は、豊臣側の大軍と戦って自刃した徳川側の武将の霊を慰めるために、伏見城が落城したときの廊下板を天井に使用したものです。

庭には樹齢600年の五葉松もあり、綺麗な庭を眺めならがお茶をいただくこともできます。

宝泉院
京都市左京区大原勝林院町187
拝観時間 9:00~17:00
拝観料金 大人800円 中・高校生700円 小学生600円
お茶とお菓子付き
年中無休

来迎院と「呂律」

来迎院は平安時代初期に天台宗の僧、円仁によって移入され、その道場として創建されました。

本堂には薬師、阿弥陀、釈迦の三如来像が安置されています。

寺の両側には「呂川(ろせん)」と「律川(りつせん)」が流れ、声明の音階を表わしています。

「呂律(ろれつ)が回らない」という言葉の語源はここからきているといわれてます。

来迎院の近くには来迎院を再建した良忍が声明の練習をしていたとき、音が同調して滝の音が消えたという伝説がある「音無しの滝」があります。

来迎院
京都市左京区大原来迎院町537
拝観時間 9:00~17:00
拝観料金 大人400円 中・高校生300円 小人無料
年中無休

寂光院と建礼門院徳子

寂光院は平清盛の娘、徳子が隠棲した寺で、出家して健礼門院となった徳子が寂光院のかたわらに庵を結び、息子の安徳天皇と共に平家一門の冥福を祈りながら暮らしたといわれています。

本尊の地蔵菩薩立像の脇には健礼門院像と侍女像があります。

寂光院
京都市左京区大原草生町676
拝観時間 6:00~17:00※冬期は6:00~16:30
1月1日~1月3日は10:00~16:00
拝観料金 大人600円 中学生300円 小学生100円
年中無休

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする