東山散策 哲学の道を歩く~銀閣寺から法然院、永観堂、南禅寺へ

京都の東山地区は銀閣寺をはじめ、落ち着きのある風情溢れる寺院や神社が数多くあるところです。

慈照寺銀閣

その代表的存在でもある銀閣寺は、室町幕府第八代将軍、足利義政が1482年に山荘として建て、義政の没後に寺とされました。

正式名称を「慈照寺」といい金閣寺の対語としてその風貌から銀閣寺と呼ばれています。ぜんぜん銀色じゃないんですけどね。(笑)

ginkaku

下層は心空殿、上層は潮音間と呼ばれ国宝に指定されています。

池泉回遊式庭園は、義政と善阿弥が指導にあたり造営されたといわれています。

また、東求堂の一室である同仁斎は初めての四畳半茶室として注目されています。「書院造」ということで有名ですね。

哲学の道

銀閣寺前から川(琵琶湖疏水分水)沿いに伸びる小路は「哲学の道」と呼ばれ、桜、新緑、川のせせらぎ、紅葉など四季を通して絶好の散歩コースになっています。

この哲学の道を南へ進んでいくと、法然院や永観堂に行くことができます。永観堂のさらに南が南禅寺です。

哲学の道は銀閣寺のそばから南へ下って、永観堂の少し北で終わりですが、そこから西へ西へと進むと、平安神宮に行けます。

銀閣寺
京都府京都市京都市左京区銀閣寺町2
参拝時間
3月1日~11月30日 8:30~17:00
12月1日~2月末日 9:00~16:00

法然院と谷崎潤一郎

法然上人が弟子の安楽と共に暮らしていたといわれる法然院は、豊かな緑に囲まれた自然の美しさ溢れる寺院です。

境内の楓の参道や台形の砂盛の上に水の絵が描かれた白砂壇は趣きがあります。

谷崎潤一郎や河上肇、内藤湖南といった著名人の墓もあります。静かで小さな山寺ですが、とても味わい深い観光スポットです。

法然院
京都府京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30
参拝時間 6:00~16:00
参拝料金 無料
年中無休

永観堂、みかえり阿弥陀様

浄土宗西山禅林寺派の総本山である永観堂は、首を左へ見返っている姿が珍しいことで知られる「みかえり阿弥陀」が有名な寺院です。

境内には、 螢池を中心にした池泉回遊式庭園、塔頭の他、茶店や湯豆腐の店があります。

京都の中でも紅葉の名所としても有名で、海外からの観光客も多いところです。

永観堂
京都府京都市左京区永観堂町48
参拝時間 9:00~17:00
参拝料金 大人600円 小・中・高校生400円
年中無休

南禅寺と石川五右衛門

臨済宗南禅寺派の総本山、南禅寺は三門から境内にかけて見事なまでの景観で、歌舞伎の中で石川五右衛門のセリフ「絶景かな、絶景かな」で知られる人気の観光スポットです。

南禅寺の三門は、知恩院の三門、東本願寺の御影堂門と並び「京都の三大門」のひとつに数えられています。

国宝の方丈は、大方丈と小方丈からなっていて、狩野元信や狩野探幽ら狩野派の筆による襖絵が描かれています。

江戸初期の禅宗式枯山水であり小堀遠州の作の「虎の子渡し」と呼ばれる方丈庭園や境内にある総門、放生他、勅使門、三門、法堂、方丈の大伽藍、境内の南東にある疏水の流れる水路閣など、見どころの多い寺院です。

南禅寺
京都府京都市左京区南禅寺福地町
参拝時間
8:40~17:00
※12月~2月は8:40~16:30
参拝料金
境内無料
方丈庭園 大人500円 高校生400円 小・中学生300円
三門 大人500円 高校生400円 小・中学生300円
南禅院 大人300円 高校生250円 小・中学生150円

平安神宮の歴史は意外に新しい

東山界隈の寺院でひときわ華麗で優美な建物が平安神宮です。平安遷都1100年を記念して1895年(明治28年)に建てられました。

朱塗りの美しい門をくぐると、白砂の広大な境内になっていて、荘厳な大極殿の姿が見れます。華やかさと荘厳さを伴わせた広大な平安神宮には海外からの観光客も含め多くの人が訪れます。

平安神宮
京都市左京区岡崎西天王町97
参拝時間 6:00~18:00
3月1日~3月14日、9月、10月は6:00~17:30
11月から2月は6:00~16:30
参拝料金 無料
神苑は大人600円 小人300円
年中無休

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