紅葉・竹林 嵯峨野トロッコ列車で

京都盆地の西北に位置する嵯峨野は、嵐山と隣接し観光地としては嵐山・嵯峨野というようにひとくくりにして紹介されることが多いですが、ここも自然豊かな景色が随所で体感できるところです。

秋には日本有数の紅葉が映え、日本全国だけでなく海外からたくさんの観光客が訪れます。

嵯峨野ってどこ?

北側にある広沢の池とその後方に見える北嵯峨の丘陵から、西の小倉山、南の大堰川、東の双ケ丘までの約4キロ周辺が「嵯峨野」と呼ばれる地域です。

市街地からさほど離れていないにもかかわらず、至る所で昔からの自然が残る土地です。

野宮神社

源氏物語の舞台としても知られている野宮神社あたりの竹林は嵯峨野ならではの景色で、その中を散策できる小路は何ともいえない独特のノスタルジックな雰囲気です。

この野宮神社は源氏物語ゆかりの神社ということもあり、嵯峨野散策の起点のとして特に訪れる観光客が多い名所です。

奥嵯峨

野宮神社からJR嵯峨野線を挟んで北側に行くと、寺院が点在している地区があります。

落柿舎、二尊院、常寂光寺、祇王寺、滝口寺、壇林寺など、木々に覆われた自然の中にひっそりと佇む寺院がこの地の歴史を静かに語ってくれています。

このあたりは奥嵯峨といわれ、静かで落ち着いた雰囲気はカップルや観光客だけでなく、一人歩きの散策場所としてもオススメのスポットです。

北嵯峨

奥嵯峨から東北方面にいくと、大沢の池や、広沢池のある北嵯峨です。

奈良の猿沢池と並び、三沢といわれている大沢、広沢は、日本の名月鑑賞池ともいわれています。

大沢の池では、古来から仲秋の名月には鑑賞会が行われていました。現在でも竜頭船や観賞船が浮かび、観月の夕べが行われています。

広沢の池は松尾芭蕉が“名月や池をめぐりて夜もすがら”という句を詠んだ地としても知られており、池のほとりにはその句碑が建てられています。

嵯峨野のトロッコ列車

トロッコ列車も嵯峨野の名物で、ノスタルジックな車体のデザインと列車から眺める絶景が観光客の人気を呼んでいます。

JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」に隣接している「トロッコ嵯峨駅」から「トロッコ亀岡駅」までの約7.3kmを結ぶ観光列車で、保津川峡谷を縫うように走っていて、四季折々の保津川峡谷の景色が楽しめます。

特に秋の保津川峡の景色は圧巻で、まばゆいばかりの紅葉など一年の中で一番景色の綺麗な時期ということもあって、全国各地から訪れる観光客で賑わいます。

もちろん秋だけでなく、春は桜と新緑、夏は蝉時雨と保津川のせせらぎ、冬は雪景色と一年を通して四季折々の保津川峡の景色が列車の中から間近で楽しめます。

線路沿いに流れる保津川では川下りもできるので、途中の「トロッコ保津峡駅」で降りて、そこから保津川の川下りを体験することもできます。

嵯峨野トロッコ列車
「トロッコ嵯峨駅」~「トロッコ亀岡駅」
所要時間 23分

トロッコ嵯峨駅
始発8:50 以降1時間毎に発車 終発16:50 

トロッコ亀岡駅
始発9:18 以降1時間毎に発車 終発17:18

運賃 片道600円

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