南京町 活気溢れる神戸の中華街

日本三大中華街として横浜、長崎と並んで古くから「南京町」という名称で呼ばれている神戸の中華街。JR元町駅から南側に5分ほど歩いていくと、おいしそうな匂いが漂ってきます。

規模的にはそんなに広くはありませんが、東西にまっすぐ伸びた道の両側には、豚まん、餃子、ビーフン、お土産屋さんなど活気溢れる店がぎっしり並んでいます。

南京町の歴史

南京町の誕生は今から1868年、神戸港開港の年だといわれています。

当時の在日中国人たちが、神戸元町の南エリアに住居をかまえ、その付近に料理屋や洋服店、漢方店などの商店を開店させたのが発祥だといわれています。

昭和の初期には豊富な品揃えで地元の人だけでなく、全国各地から買い物客が訪れるほどの盛況ぶりだったといわれています。

今でもその活気は失われることなく、当時の面影を残しつつ、露店調のお店や可愛いお土産屋、中華の食材専門店など様々なお店がひしめき合い、たくさんの観光客や買い物客で賑わっています。

本場中国の味が堪能できるとあって多くの店には行列ができていますが、その中でもオススメ・有名店をいくつかピックアップします。

老祥記の豚まん

地元神戸では知らない人は居ないといわれてるのが、「老祥記(ろうしょうき」という豚まんのお店。大正4年創業の老祥記は「ぶたまん」という呼び名の発祥のお店といわれています。

2・3口で食べれるこぶりな豚まんが人気で、値段も1個80円とかなりお手ごろです。

豚バラミンチとネギを醤油風味に味付けした具をコシのある秘伝の皮で包んだ豚まんは、独特の食感とジューシーな味わいが絶妙なハーモニーを奏でます。

1日に手作りで約1万3000個といわれ、地元のみならず、遠方から買いに来る客も多く、土・日・祝日などの週末は開店と同時に長蛇の列ができます。

中華街に訪れた人たちの多くがお土産にたくさん買って帰ります。もちろん、店内でアツアツの豚まんを堪能することもできます。

老祥記 住所 神戸市中央区元町通2-1-14 TEL078-331-7714
営業時間 10:00~18:30(売り切れ次第閉店)
定休日 月曜日

元祖ぎょうざ苑

豚まんと並んで人気のあるのが餃子です。神戸の餃子は味噌ダレで食べる店が多く、その「味噌ダレ餃子発祥の店」として豚まんの老祥記と並んで人気のある店が「元祖ぎょうざ苑」です。

味噌ベースに独自の調味料の配合によって造られたタレで食べる餃子は、少し小ぶりで、醤油ダレとはまた違ったコクのある味わいが堪能できます。もちろん、お好みによって醤油ダレでも食べることもできます。

外はカリカリ、中はジューシーで、ちょっとピリ辛な、ビールにとても合う餃子が大人気です。焼き餃子の他にも水餃子、揚げ餃子、ランチメニューなどもあります。

元祖ぎょうざ苑 住所 神戸市中央区栄町通2-8-11 TEL078-331-4096
営業時間11:00~14:00 17:00~20:00
定休日 月曜日

食べ歩き、散策にピッタリ

その他にもビーフン専門店や、広東料理、福建料理の店や、露店風の飲茶店などもあります。

神戸の中華街では、そういったお店で飲茶やお菓子など買って、食べ歩きながら散策したり、中央の広場で休憩がてら、豚まんや飲茶などを食べたりという光景が見られます。

食べ物だけでなく、ガラス細工の雑貨店や洋服屋、お土産屋さんなどもたくさんの観光客で賑わっています。

春節祭

そして神戸の中華街のイベントとして有名なのが「春節祭」というものがあります。毎年2月に開催される中国の旧暦のお正月を祝うお祭りで、いろんな露店が並び、中央の広場で様々な催しが開催されます。

普段の南京町から更に盛り上がりを見せる時期でもあり、中でも中国獅子舞や龍の踊りなんかは、圧倒されるほどの迫力があります。

飲茶の湯気や、活気あふれる店の雰囲気でいつも賑わっている南京町。広すぎくもなく、狭すぎくもなく、おやつ感覚で食べ歩きながら楽しむにはピッタリの観光スポットです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする