動脈硬化と活性酸素・過酸化脂質の関係

活性酸素はいろいろな病気や老化の原因になるということでしたが
日本人に多い病気である動脈硬化の一因にもなっています。

ポリフェノールが動脈硬化を防ぐというのは
動脈硬化の原因となる活性酸素や過酸化脂質を
取り除いてくれるからなんです。

では活性酸素がどのように動脈硬化を引き起こすのか
見ていきましょう。

脂質が増えすぎると・・・

まず、脂肪分の取りすぎなどで、
血液中にある種の不飽和脂肪酸が増えますと
その一部が活性酸素によって酸化されてしまいます。

脂質は活性酸素によって酸化されると
過酸化脂質という有害な物質に変貌します。

これが血管の内壁を傷つけてしまいます。
その際、血圧が高ければ、より血管は傷つきやすくなりますので
高血圧も動脈硬化の一因となります。

LDLは悪玉コレステロールと呼ばれるけど・・・

ここで血管の傷を治すために、LDLが駆けつけるわけですが・・・

LDLというのは悪玉コレステロールなんて呼ばれますよね。
でもこれ、傷の修復に必要だから体内に存在するんです。

ところが多すぎてしまうと・・・
血管の内側から血管の壁の中にもぐりこんでしまいます。

ここでまた、活性酸素が悪さをするんです。

ストレスとか、激しい運動とか、喫煙とかで
活性酸素が増えている場合。

この、血管の壁にもぐりこんだLDLも酸化してしまいます。
LDLが過酸化脂質となってしまうというわけです。

マクロファージの死骸がたまる

そうすると今度はこのLDLは体にとって「異物」とみなされ、
その異物を退治するためにマクロファージが集まってきて
LDLを食べていきます。

そうして血管の壁の中で、酸化したLDLを食べたマクロファージの
死骸がたまっていきます。

たまった死骸はアテロームと呼ばれるどろどろした物質になります。
これが血管の内壁の中にたまって、血管の壁を厚くし、
血液の通り道を圧迫するわけです。

こうして動脈硬化ができあがるわけですね。

脳梗塞・心筋梗塞

そして硬化した血管に大きな負担がかかったりすると、
アテロームがたまっている部分が破裂して血管を塞いでしまいます。

これが脳で怒れば脳梗塞となりますし、
心臓の周りの血管で起これば心筋梗塞ということになります。

とうことで動脈硬化作り出す役者を挙げてみると・・・

  • 活性酸素
  • 過剰な脂質
  • 過剰なLDL
  • 高血圧

ということになりますね。
逆に言えばこれらそれぞれを改善すると
動脈硬化は効果的に予防できるということになります。

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