紹介屋の手口~消費者金融との関係

ここでいう「紹介屋」というのは、多重債務者を狙った悪質な紹介屋のことです。

以下、紹介屋の被害にあった方の例を紹介してみましょう。名前はすべて仮名です。

「もうどこも融資してくれない、どうしよう…」

田中さん(仮名)は既に多くの消費者金融から借金をしているため、これ以上どこからも借り入れができない状態でした。

そんな時、ネット上でこんな広告を見かけました。

「多重債務で苦しんでいるあなたに、低利で融資いたします:山田金融」

そこで、田中さんは、山田金融(仮名)に連絡をとってみました。

現在の借り入れ状況などを伝えた結果、山田金融からはこんな返事が返ってきました。

「私の紹介さえあれば、貸してくれる所がありますよ」

「審査の結果ですが、うちからの融資はできませんねぇ」
「でも私が口利きをすれば、貸してくれるところもありますよ」
「紹介しましょうか?」
「でも手数料として田中さんが借りた金額の2割は、私に渡してもらいますよ?」

田中さんは悩みましたが、どうしてもお金が必要ということで、山田金融に「紹介」をお願いすることにしました。

「手数料は融資額の2割ですが」

田中さんが必要としていた金額は100万円でしたので、120万円を借りて、そのうち20万円を山田金融に支払うことになりました。

20万円では2割に足りませんが、山田金融によれば「サービス」とのこと。

以上の「紹介契約」を田中さんは山田金融と交わし、「紹介」してもらった「鈴木ファイナンス(仮名)」から120万円を借りて、そのうち20万円を山田金融に渡したのでした。

ところが、あとでわかったことですが・・・

実は「口利き」なんてしていなかった

山田金融と鈴木ファイナンスは、何も関係がなかったのでした。つまり山田金融は「口利き」なんてしていなかったんです。

それなのに田中さんは20万円も渡す契約をしてしまったのでした。

しかも悪いことに、鈴木ファイナンスは無登録で法外な金利を取っている「ヤミ金融」なのでした・・・。

以上、紹介屋の被害にあった田中さん(仮名)の例でしたが、契約を結ぶときは、相手業者がまっとうなものかどうか、しっかり確認する必要がある、ということなんですね。

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