消費者金融と団信~借金苦で自殺しても生命保険金で返済はされない

昔はこれでも返済されていたんです・・・

ちょっと、怖い話ですけど。

消費者信用団体生命保険

昔はですね、消費者金融でお金を借りるときに、

「生命保険にも入ってくださいよ」

ということが多かったんですね。
この保険を「消費者信用団体生命保険(団信)」といいます。

これ、自殺でも保険金が下りていたんです。

それで、これが原因で、借金返済に困った人が自殺してしまうんじゃないかと、疑われたんですね。

それで、ある年、金融庁が調査をしました。

金融庁の調査結果:自殺で返済している人も…

その結果、消費者金融からお金を借りている人の9割以上が、この生命保険に入っているというのがわかりました。

さらに、借金していた人の中で、死亡によって保険金が下り、返済している例も見られたんですね。

で、その死因ですが・・・なんと1割近くが自殺でした。さらに、5割強が「死因不明」でした。やっぱりちょっと、怖いですね。

現在は不可能になっている

それで国も、これは放置できないということになって、貸金業法改正の時に、生命保険に関する規定も加わったんです。

つまり、消費者金融はお金を貸すときに、

「自殺でも保険金がもらえるような生命保険に加入させてはいけない」

ということになったんです。

だから現在は、自殺をして保険金で返済しようなんて思っても、それは不可能なんです。

借金はそのまま、家族に相続されます。

そもそも、借金返済が苦しいからといって自殺を考える前に、できることはたくさんあるんです。

借金地獄、借金まみれの生活からの脱出方法【まとめ】

是非「まっとうな」手段で、借金問題は解決してほしいものです。

でも。

早め早めに手を打つべし

自殺を考える人というのは、極限まで追い詰められていて、もう、まともに考えることができないのが普通でしょう。

ですので、借金問題に関しては、早め早めに手を打っていくことが大事です。

追い詰められてからでは遅いんです。

「ちょっと返済苦しいな」

という程度でも、お金を借りている消費者金融に、遠慮せずに相談してみるべきでしょう。