日光東照宮観光~アクセスと見どころ

日光東照宮、世界遺産にもなっていますが徳川家康がまつられているところですね。栃木県の観光スポットとしても人気が高い場所です。

栃木県に観光旅行に行こうという場合はまず日光東照宮が思い浮かぶという人も多いことでしょう。

アクセス

それでは日光東照宮への行き方、アクセスですが、電車を使うのが最もわかりやすいです。電車を使ってアクセスとしては、東武伊勢崎線を使うことが多いようです。

東武伊勢崎線の浅草駅から出発します。「特急けごん」を利用しますと2時間もかかりません。

また「特急きぬ」を利用して東武伊勢崎線浅草駅から下今市駅まで移動し、下今市駅から各駅停車で2駅移動して日光までいくこともできます。この場合も「特急けごん」を利用する場合と所要時間は変わりません。

ただわざわざ特急を利用しなくても東部伊勢崎線の快速列車に乗れば浅草から日光まで2時間ちょっとで移動できます。特急を利用した場合よりも15分余計にかかるだけです。こちらでも十分日帰り観光旅行は可能ですね。

JRの新宿駅から日光へ向かう行き方もあります。この場合は、JR特急日光に乗りまして日光まで乗り換えなしで移動できます。所要時間は2時間。

自動車、マイカーでの日光へのアクセスですが、東北自動車道を使うことになります。

東北自動車道の宇都宮ICから日光宇都宮道路を経て、日光ICで下りた後は日光東照宮まで約2キロです。東照宮大駐車場も近くにありまして、駐車場の料金は普通車の場合、1日で500円となっています。

日光東照宮まで来た場合はさらにもう少し進みまして、いろは坂を通って、華厳の滝まで行ってみたいですね。というか華厳の滝も見ておかないともったいないですよね。

眠り猫

日光東照宮を訪れたときに見ておきたいものの一つとして眠り猫の彫刻がありますね。日光東照宮にある彫刻のうち彫った人の名前がわかっているのは眠り猫だけなのだそうです。名工・左甚五郎[ひだりじんごろう]作と伝えられています。

日光東照宮の眠り猫、いったい何の意味があるのかということですが、一説によると眠っているふりをして日光東照宮にまつられている徳川家康公を守っているのだということです。

また別の説によりますと眠り猫はのんびり寝ているわけです。また裏側には飛び交うスズメの彫刻もあります。つまり徳川家康のおかげで太平の世が実現されたということを表しているというのですね。

さてそれでは日光東照宮の眠り猫はどこにいるのかということですが、

回廊の東側、東回廊潜門

というところにあります。

回廊と言うのは、日光東照宮の本殿を取り囲む廊下兼塀のようなものですね。陽明門の両側からずっと延びて行って本殿を取り囲むようにしてあります。

一の鳥居(石鳥居)からまっすぐ進みますと左側に拝観受付所が見えてきます。ここで拝観料を支払います。

拝観料は小学生中学生は450円、それ以外は1300円となっております。

小学生未満は無料ということでしょう。35名以上の団体であればほんの少しだけ団体割引があります。1割引ぐらいの様です。

さて拝観料支払いましたら表門から入って、神厩舎と三神庫の間を通って御水舎のあるところで右に曲がりますと陽明門が見えてきます。

陽明門から回廊を右に向かっていき、回廊伝いに進んでいくと鳴き猫にたどり着くことが出来るでしょう。

日光東照宮の鳴き猫をのんびり眺めて、太平の世に感謝してみるのも良いかもしれませんね。

三猿と神厩舎

日光東照宮に行った時には眠り猫や鳴き竜も見逃せませんが三猿も見ないわけにはいきませんよね。日光東照宮には動物が多いようですね。竜は動物ではなくて神様ですか……。

日光東照宮には神厩舎という建物がありましてそこに三猿の彫刻があります。「見ざる、聞かざる、言わざる」という三猿ですね。

神厩舎というのは名前の通り神馬をつなぐための建物の訳ですが、そこに猿の彫刻があるという訳です。日光東照宮の三猿とよく言うわけですが、実は猿は3匹ではなくて8匹も彫られております。8匹の猿の様子で人の一生を表しているという話です。

そして8匹のうちの3匹、三猿と呼ばれる猿たちは人間の子供時代を表しているということです。子供時代には悪いことを見ないほうがいいし聞かないほうがいいし言わないほうがよい、ということですね。現代の教育にも大いに参考になる話でしょう。

それでは日光東照宮の神厩舎と三猿の位置ですが、陽明門ばかり目指していますと見逃してしまうことになるかもしれません。

日光東照宮の一の鳥居(石鳥居)をくぐり拝観受付所で拝観料の支払いを済ませ、

表門をくぐって左

に少し行きますとそこに神厩舎があります。

日光東照宮には三ザルだけではなくて眠りねこ、鳴き龍、想像の象、そして十二支の動物をすべて彫った五重の塔もありますので、日光東照宮の動物をすべてチェックするだけでも1日つぶれそうですね。

日光東照宮の動物をすべてデジカメにおさめるというのもなんだかコレクションみたいでやってみたい気もします。ポケモンみたいですけど……。

それにしても、猿というと徳川家康ではなくて豊臣秀吉のイメージなのですが、徳川家康がまつられている日光東照宮に猿だなんて何だか意味深です。豊臣秀吉に対して、徳川家康を守れとでも言っているのでしょうか。

百物揃千人行列と想像の象

日光東照宮の祭りと言いますと「渡御祭(とぎょさい)」別名「百物揃千人行列(ひゃくものぞろいせんにんむしゃぎょうれつ)」というものがあります。

徳川家康の神霊を駿府久能山から日光へ改葬した当時の行列を再現したお祭りなのだそうです。江戸時代には、徳川家康の命日である4月17日に行われたそうです。これは旧暦での話ですので現在は5月に行われることが多いようです。

百物揃千人武者行列はその名前の通り武者の格好をした1000人を超える人が行列をつくって御神輿をかついで二荒山神社境内から日光東照宮まで移動します。

このときの御神輿は三つありましてそれぞれ徳川家康、豊臣秀吉、源頼朝の御神輿なのだそうです。これを三神輿といいまして、三神輿は日光東照宮に向かい神輿舎に安置されることになります。

さて何故日光東照宮の百物揃千人行列と想像の象が関係あるかなのですが、千人武者行列に使う1200人分の装束は三神庫という建物に収められています。その三神庫に想像の象の彫刻があるという訳です。

眠り猫とか三猿とか動物の彫刻が多いことが日光東照宮の特徴ですが、この想像の象も眠り猫や三猿に負けず劣らず有名です。

さて百物揃千人行列の装束を収め、想像の象があることで有名な三神庫の行き方ですけど、これがかなり分かりやすいところにあります。

日光東照宮の表門を入って目の前に二つ、右側に一つ。

左から順番に上神庫・中神庫・下神庫となっています。

このうち上神庫に有名な想像の象の彫刻があります。想像の象というくらいですから、この彫刻の人は実物の象を知らないのですね。想像で彫った象ですから現代の人がしている象と少し違うようですよ。

陽明門と本殿

世界遺産の日光東照宮として紹介される場合、日光東照宮のその部分の写真が最もよく使われるかと言いますとやはり陽明門ですよね。陽明門というのは日光東照宮の本殿の直前にある門です。日光東照宮を象徴する建造物と言っても良いでしょう。

陽明門には、江戸時代の彫刻技術のすべてを集めた装飾が施されていると言われています。だから陽明門は1日中見ていても飽きない。それで日暮門(ひぐらしもん)とか日暮の門と呼ばれることもあります。陽明門を見なくては日光東照宮に訪れたとはいえないでしょう。

さて陽明門の行き方ですが、すごく目立つ建造物ですから見落とすことはないとは思います。バスツアーなので行ったとしても絶対に通るところですね。もちろんバスで中に入るわけではありませんけど。

日光東照宮の入り口は一の鳥居(石鳥居)です。左手に五重塔が見えるはずです。

それからまっすぐ済みますと左手に拝観受付所があります。ここで拝観料を支払います。そして拝観受付所のそばに表門。

表門をはいりますと三神庫、左を向きますと「見ざる聞かざる言わざる」の三猿でおなじみ神厩舎。

三神庫と神厩舎の間を少し進んで右に曲がりますと陽明門が嫌でも目に飛び込んで来ます。おそらくたくさんの観光客がここで記念写真をとったりしていることでしょう。

そして陽明門をくぐりますと御本社(ごほんしゃ)がありまして、ここに本殿と拝殿とがあります。初詣の際にはここまで来てお賽銭を上げるということになります。

ちなみに拝殿の両側には、「将軍着座の間」と「法親王着座の間」があるそうですよ。多分、観光客は入ることはできないのでしょうけど。

本地堂(薬師堂)と鳴き竜

世界遺産の日光東照宮ですが、動物の彫刻が多いことでも有名ですよね。日光東照宮に観光旅行に行ったからには動物をすべて見て帰りたいというのが人情でしょう。ということで鳴き竜も忘れるわけにはいきませんね。

ただ鳴き竜は彫刻ではなくて絵だということですけど。しかも鳴き竜は龍ですから動物と言っていいものかどうか。龍といえば中国や日本では神様みたいなものですからね。

この鳴竜ですが、どこに描かれているかと言いますと本地堂という建物の天井に描かれています。この本地堂は薬師如来を祭っているので別名「薬師堂」とも呼ばれている建物です。

この本地堂(薬師堂)の天井に鳴龍が描かれているわけですが、まさか竜の絵が鳴き声を出すとは思えません。

この天井に描かれた竜の絵の下で拍子木を鳴らしますと、その音が反響して竜の鳴き声のように聞こえるということです。・・・竜の鳴き声のようにって・・・・だれか本物の竜の鳴き声を聞いたことがあるのでしょうか?

さて、本地堂(薬師堂)への行き方ですが、これは油断していると見落とす可能性があります。特に陽明門に気を取られていると見落としてしまいますので注意が必要です。

一の鳥居(石鳥居)からまっすぐ進んで、拝観料を支払う拝観受付所と表門。表門を入って、三神庫と神厩舎の間を抜け、右に曲がると目の前には陽明門が見えます。

ここで観光客はみんな記念写真を撮ります。

そしてそのまま陽明門へ・・・入って行ってはいけません! 入ってしまうと鳴き龍を見ずに帰ってしまうかもしれませんよ。

まあ、日光東照宮バスツアーなどで訪れた場合はガイドさんがちゃんと連れて行ってくれるでしょうけど。

陽明門を入らず、陽明門の前で左を向きましょう

そうすると向こうの方に本地堂(薬師堂)があるはずですから。

その建物に入って天井を見上げ、鳴龍の姿を見つつ、両手を叩きあわせてみましょう。パンパン!という感じで。さて、竜の鳴き声は聞こえましたか?

坂下門から奥社(奥宮)へ

日光東照宮の奥社(奥宮)というのは、日光東照宮の隠されたエリアと言ってもいいでしょう。うっかりしていると奥社(奥宮)を見ずに帰ってしまうことになるかもしれません。ということで奥社(奥宮)の行き方を説明しておきましょう。

日光東照宮の一の鳥居(石鳥居)から入ると左手に五重塔がありますね。少し進みますと拝観受付所があります。そこで拝観料は払いまして日光東照宮の表門から入ります。

すぐに左に曲がって、三神庫と神厩舎のあいだをぬけて、それから右に曲がって目に飛び込んでくるのが日光東照宮の象徴である陽明門です。

陽明門の両側には回廊が続いて日光東照宮の本殿や拝殿を囲んでいます。

その回廊の東側のエリア、回廊の裏手になりますがそこに坂下門というのがあります。

この坂下門が奥社(奥宮)へ通じる門です。

日光東照宮の坂下門は昔は将軍しか通ることができなかったそうです。だから普通の人にとっては開かずの扉だったわけですね。

しかし現在はそのようなことはありません。観光客でも通ることができます。日光東照宮の坂下門を抜けて石段を登ります。この石段、207段あります。かけ上がったりすると倒れてしまいそうですね。石段を207段上りますと日光東照宮の奥社(奥宮)へたどり着くことができます。

日光東照宮は徳川家康がまつられているということになっていますが、この奥社(奥宮)が徳川家康の墓ということになっています。

黒漆塗りの拝殿の後ろに、徳川家康の墓である、5メートルの高さの塔があるそうです。金、銀、銅を合金した唐銅製の宝塔ということです。

坂下門をくぐって石段をのぼって行くときに途中左に曲がるのですが、その曲がり角のあたりから日光東照宮美術館が見えると思います。日光東照宮の観光が終わったら、日光東照宮美術館に立ち寄ってみるのもよいと思います。

まとめ:これで境内もバッチリ

一の鳥居(石鳥居)
→鳥居を抜けると左に五重塔
→左奥に拝観受付所(拝観料支払い)

受付所のそばに表門
→表門を入ると目の前に三神庫
→左に少し行くと神厩舎(三猿)

三神庫と神厩舎の間を抜けると鳥居
→鳥居越しに陽明門が見える
→陽明門に入る前に左に行くと本地堂(鳴竜)

陽明門を抜けて正面が拝殿と本殿

陽明門から左右に回廊
→回廊の東部分に眠り猫と坂下門

坂下門から石段→奥宮へ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする