デザイナーフーズピラミッド~アメリカ国立がん研究所の計画

デザイナーフーズ計画というのは1990年代に米国で行われた
大規模な調査で、アメリカ国立がん研究所が行ったものです。

どういうものかというと、
がん予防に役立つファイトケミカルを含む食品を、
疫学調査によって明らかしようという試みです。

その結果、ファイトケミカルを豊富に含み、
がん予防に効果がある食品が40種類程度選定されました。

ファイトケミカルについては前回詳しく取り上げましたね。

ファイトケミカル

そして、効果が大きいと考えられるものを、
上から順番に並べたものをデザイナーフーズピラミッドといいます。

これは以下のようになっています。

デザイナーフーズピラミッド

  1. ニンニク
  2. キャベツ
  3. 甘草・大豆
  4. しょうが・にんじん
  5. セロリ・パースニップ
  6. たまねぎ・茶・ターメリック
  7. 玄米・全粒小麦・豆腐・オレンジ
  8. レモン・芽キャベツ・トマト・ナス
  9. ピーマン・ブロッコリー
  10. カリフラワー・グレープフルーツ
  11. メロン・バジル・タラゴン・エンパケ・ハッカ
  12. オレガノ・きゅうり・タイム・あさつき
  13. ローズマリー・セージ・じゃがいも・大麦・ベリー類

もちろん、大事なのは栄養バランス

上に行くほどがん予防に役立つと考えられるのですが、
もちろんたとえばニンニクだけ食べていればいい
というものではありません。

必要な栄養をすべてバランスよく取ることが前提で
その中に上記のような食材を意識して組み込めばいい
ということですね。

「キャベツがいいのか、じゃあ毎日キャベツだけ食べよう」

なんてしてると、きっと病気になります。^^;

上位の2つが、前回のファイトケミカルの種類でみると
どちらも「有機硫黄化合物」を含むというのは面白いですね。

ニンニクはアリシンを含み、
キャベツはイソチオシアネートを含みます。

また、ORAC値のところで見ましたが・・・

ORAC値一覧~食品の抗酸化力ランキング

ORAC値の上位に入ってくるベリー類が
デザイナーフーズピラミッドでは最後に出てくるのも意外です。

まあ、このピラミッドに入っているというだけで、
病気予防の効果は高い食品と考えられますので
それは問題ではないのかもしれません。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする