モノグラムはルイビトンと主張しすぎているから嫌だ。
ダミエなんてチェック模様が目立つから嫌だ。
マルチカラーやヴェルニなんか可愛すぎて嫌だ。
ノマド? 値段が高いじゃないか!
という人に。
タイガがある。タイガーではない。冷帯の針葉樹林、タイガである。
タイガラインは、ルイビトンのなかで
最も地味なラインといってもいいのではないだろうか。
とにかく特徴がない。
それだけに、もう目立ちたくなくて仕方のない人が最後に行き着く極地である。
ただし、タイガラインは男性向けとなっているので、
女性が持つと違和感があるだろう。
デザインが無骨なのだ。
タイガのバックの表面を見てみると、
いかにも革製品ですといった面持ちの細かな皺が縦横に走っている。
ノマドのように滑らかな革ではない。
エピのように明らかな型押しでもない。
革製品によくみられるあの小皺だ。
色も地味である。私はブラックのタイガしか見たことがない。
茶色もありそうだが・・・
ということでさりげなくブランドを決めたい男性には最適のラインがタイガだ。
それにしてもなぜタイガと呼ばれるのだろう・・・
冷帯に住んでいる人々はこんな感じの革製品を使うのだろうか。
それとも、地味=冷たい感じ、ということなのか。