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スピリチュアリズムの歴史

スピリチュアリズムを「霊的真理に対する信仰」とするなら、
おそらく既存の宗教もこの範疇に入ることになり
紀元前から存在したことになるのでしょう。

スピリチュアリズムを狭義に解する場合、
それは19世紀後半から、
「霊界=スピリチュアル・ワールド」
よりもたらされた、
スピリチュアルなメッセージの分析による
霊的真理の解明と、それに基づいた生き方ということになるでしょう。

随分新しいものなんですね。

スピリチュアリズムの情報源は、
スピリチュアル・ワールドということになっています。
簡単に言えば「あの世」です。

そして、あの世からのメッセージは、
「霊媒」と呼ばれる人間を通してもたらされます。

その多くは霊媒が憑依された状態で
スピリチュアルなメッセージをしゃべったり、
書いたりするものです。

ではそのスピリチュアルメッセージの信憑性は
どのように担保されているのでしょう。

スピリチュアリズム初期は、霊の存在を「実証」するために、
さかんにデモンストレーションじみたことが行われていたようです。
例えば、何もないところに物を実体化させてみたり、
「霊」が物を自由自在に動かしてみたりということです。
ただこれでは手品とあまり変わりません。

そこで今度はメッセージの内容自体が重視されるようになります。

シルバーバーチの霊媒となったバーバネル氏は言います。
「私が文章を書くときは、一度で満足な文章を書けたためしがなく、
 何度も書きなおさなければならない。
 ところがシルバーバーチが私の体を使って書いた文章は
 内容も単語も文法も構成も完璧で書き直す隙が見当たらない」

日常生活で見せる霊媒の能力を大きく凌駕するような
語彙・知識の量や思考能力、思想の説得力と崇高性、
そのようなものを「霊」が見せるなら
スピリチュアルメッセージは多くの人に信じられるのではないでしょうか。

また、歴史的事実との照合も行われています。
霊媒が知る可能性のないような過去の事実を
「霊」が語った場合、歴史的検証を行ってみるということですね。
これによってもスピリチュアル・メッセージは
信憑性を高めてきました。

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