γ-GTPが危険値はこれ!


肝臓の健康状態を示す一つの指標ですね。ガンマーGTP。

もちろん下げる方法はあるのですけど、それにも限度があります。
あまりにも高すぎるようなら、すぐに病院に行ってください。
それが最善です。

危険値と言われているのは男性で100以上、女性で40以上です。

これを超えるようなら病院に行くべきです。
超えなくても、黄色信号くらいでも行ったほうがいいでしょう。

γ-GTPを下げる方法


さて、それを前提としてガンマーGTPを下げる方法ですが・・・

・飲酒量
・摂取カロリー
・サプリメント
・運動
・睡眠
・ツボ

これだけ考えられます。
以下、それぞれ見ていきたいと思います。

お酒が肝細胞を破壊する


ガンマーGTPを下げる方法の第一は、やはりアルコールということになります。
まず、お酒を飲み過ぎている人は飲酒量を減らすべきです。
せめて適量まで減らしましょう。

お酒の適量とは


ガンマーGTPはアルコールに敏感に反応すると言われていますので。

しかし!

健康診断の前だけ禁酒して下げるというのはNGです。

それでも数値は下がります。
でもそれだと肝臓が悲鳴を上げているのを隠すことになります。

沈黙の臓器が悲鳴を上げているというのに!

ですので、日常的に飲酒量は減らしていくべきです。
休肝日も作ったほうがいいです。せめて週1日。できれば週2日。

飲酒量を激減させるのはつらいから


ガンマーGTPを下げる方法をアルコール摂取量調節だけにすると、
「お酒を急に減らすのはつらい・・・」

そう思う人も多いでしょう。気持は良くわかります。

ですのでここは合わせ技で行きましょう!

摂取カロリーを減らすんです。
なぜなら、アルコール自体も肝臓に負担をかけますが、
アルコールによって肝臓に脂肪がつきやすくなり、
その脂肪もまた、肝臓に負担をかけるからです。

だから、肝臓に脂肪がつかないよう摂取カロリーを減らします。
減らすと言っても、適正量にするだけです。
あまりにも減らしすぎると、それはそれで別の問題が出てきます。

ということで、「お酒の量を極端に減らすだけ」ではなく
「お酒の量をそこそこ減らす」「摂取カロリーもそこそこ減らす」
この合わせ技
というわけです。

肝臓サプリでさらに肝臓を援護


ガンマーGTPを下げるために
さらにここに、サプリメントを加えてもいいでしょう。
肝臓によいと言われているサプリメントはいろいろありますので。
実際に私もいいなと思って愛用しているものもあります。


適度な運動


もう一つの合わせ技、それは「適度な運動」です。
これはもう言うまでもないと思いますが、
やはり肝臓脂肪を増やさないための工夫ですね。

上述した通り、脂肪を減らすことはガンマーGTPを減らすことに
つながりますので、運動も重要な方法の一つとなります。

ただし!

ポイントとなるのは「適度な」というところです。
過度な運動は逆に肝臓を壊します。

睡眠中に燃える!肝臓脂肪


あとは良い睡眠も大事ですね。
なぜなら、肝臓脂肪って起きている間よりも
寝ている間のほうが燃えやすいんですよ。

ということでしっかり睡眠をとることも大事です。

肝臓によいツボ


あとは肝臓を元気にすると言われるツボも押さえておきましょう。

わかりやすいのは手のひらの真ん中辺りです。

たとえば手のひらの真ん中から少し手首側にずれた辺りが
「健理三針区」と呼ばれるところで、
肝臓を元気にする作用があると言われています。

また、ちょうど手のひらの中央辺りには「労宮」と呼ばれるツボがあり
ここは細胞自体を元気にすると言われています。

私たち素人がピンポイントでツボを刺激するのは難しいですので
だいたい手のひらの真ん中辺りをマッサージすることで
「健理三針区」と「労宮」を一度に刺激すると良さそうですね。

そもそもガンマGTPとは


そもそもガンマーGTPというのは肝臓で働いている酵素で
これ自体が悪玉コレステロールのように高すぎると体に悪い
というものではありません。

肝臓に何か悪いことが起こっている結果、
ガンマーGTPの数値が高くなるのです。

なぜそうなるのかというと、
ガンマーGTPは普通、肝臓の細胞の中で働いているんです。

それが血液中に出てくるということは、肝細胞が壊れているということなです。

つまり、
肝臓に異常な負担がかかっている
→肝細胞が過剰に破壊される→ガンマーGTPの数値が高くなる
という順番なんです。

だから、数値自体を下げることよりも、肝臓を健康にすることに
注意を集中しなければダメなんです。

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目次

ガンマーGTPを下げることの意味

ガンマーGTPを下げるというテーマなのですが、ガンマーGTPを下げること自体に意味があるのではなく、臓器を健康にすることで結果としてガンマーGTPを下げることになる、という話でしたね。

ガンマーGTPはどこに多い?

ではこのガンマーGTPというのはなにものかということになりますけど、もともとは体内のいろいろな臓器に分布する酵素ということになります。意外にも腎臓でいちばん多く見られるんです。

ガンマーGTP=酵素

ガンマーGTPは酵素ということなんですが、酵素というのは化学反応を勧めるための触媒ですね。これがないと、体の中で化学反応が進まないことになりますので、命にかかわるものです。腸から吸収した物質からエネルギーを作り出すのも、細胞など体を構成するものの素材を作り出すのも、すべて化学反応ですから。ガンマーGTPはそういう化学反応を勧める上で不可欠の物質であって、けっして「下げる」という言葉から連想されるような悪者ではないということです。

ガンマーGTPの働き

ではガンマーGTPというのはどんな化学反応をすすめているかということになりますけど、ガンマーGTPの正式な名前はガンマーグルタミルトランスペプチダーゼ(γ-glutamyl transpeptidase)といいます。別名ガンマーグルタミルトランスフェラーゼ(γ-glutamyltransferase)ともいいますが、この場合はγ-GTと略すことになります。
名前から読み取れる、ガンマーGTPの働きは、γ-グルタミル基をトランスファー、つまり移すという意味なのですが・・・まあよくわかりませんね。体内ではグルタチオンというアミノ酸の集合体=ペプチドが働いているのですが、このグルタチオンを分解して、その一部を他のアミノ酸やペプチドに移すというのが、ガンマーGTPの働きです。

ガンマーGTP=職人さん?

ガンマーGTPを他のものに例えるなら、時計職人さんとでもなるでしょうか。一つの時計を分解してその部品を取り出し、他の時計に組み込むことができる職人さんです。ガンマーGTPがやっていることはそういうことなのですね。

ガンマーGTPを下げることは職人さんを減らすことではない

だから、下げる下げるといっても、ガンマーGTP自体が悪者ではないことはわかっていただけたかと思います。体内でちゃんと働いているわけですから。ガンマーGTPがしかるべき場所にいられずに血液中に流れ出しているということが問題なのです。つまり、ガンマーGTPの働く場所が壊れているということですね。先の喩えを使うなら、時計職人さんの働いていたお店が火事で消えてしまって、職人さんが路頭に迷っているということになるでしょうか。
だからこのときに、路頭に迷った職人さんが目障りだからといって捕まえて刑務所に入れるとすると、それは正気の沙汰ではありません、大事なのは職場を再建して、職人さんが働けるようにすることですね。ガンマーGTPの数値を下げるとはそういうことを意味しています。