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フリーズする脳

2005年の出版のようで、新しい本というわけじゃありませんが
気になったので立ち読みさせていただきました。
築山節著(生活人新書)。

表紙を見た限りでは、
「パソコンやインターネットによって脳の機能が低下する」
という内容なのかと思いましたが、
中身はもっと一般的なものでした。

フリーズする、ということですが、これは必要な時に即言葉が出てこない、
反応が止まってしまう、ということです。
何故こんなことが起こるのかが書かれています。

まずは単純に脳を使わなくなるとボケてきてしまうということがあります。
これはわかりやすい。
たとえば携帯電話のお陰で電話番号を記憶する努力なんてしなくなりましたし、
インターネット検索でいつでも調べられると思っているから、
大事なことでも強いて記憶しようとしなくなりました。
また、一部の学校では子供に電卓を使わせたりということもあった。
これだと脳の機能が衰えて当然というわけです。

でもここで気をつけねばならないのは「年のせい」にすること。
たとえば何か記憶しなければならないというときに、
「もう自分は年だから」と最初から言い訳をして記憶しようとしなかったり。
そんなことを繰り返していると脳はどんどん「怠ける」ようになり
しだいにボケていくというんですね。怖い怖い。
そういえばこの方法、大人だけじゃありませんね。
成績の悪い子供の常套手段でもあります。
さすがに「自分は年だから」とはいいませんが
「どうせ馬鹿だから」とかいって最初から逃げ道を作っておく。
そしてその言葉どおり、自分をどんどん馬鹿にしてしまう。

さて、この本では怠けていなくても
脳の機能が低下することがあると説かれています。

え? 怠けてないのに?

困りますよねえ。
どんな場合かというと脳の機能のうち一部だけを使い続けてしまう場合です。
その代表がパソコンを使った仕事であると。
同じ距離にある平面をずっと見続けるわけですね。
このことは目に悪いだけでなく脳にとっても単調な刺激になってしまって
ボケさせる原因になりうるというんです。

もう、パソコン使って死ぬほど働いて頭だって使っているつもりなのに
ボケるというんじゃたまりませんよね。

それを避けるためには、やっぱり脳に多種多様な刺激を与えることが必要。
平面だけでなく立体を認識する。
止まったものだけでなく動くものを認識する。
受動的に情報を得るだけでなく能動的に情報を把握する。
頭だけじゃなく体も使う。
そんな感じでしょうか?

気になる方は一読してみてください。

フリーズする脳―思考が止まる、言葉に詰まる (生活人新書)

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