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石神井城

石神井城
池淵史跡公園には鎌倉時代や室町時代の遺物がありましたが、
その本丸はここと言っていいでしょう。まさに本丸。

石神井城です。
こんなところにお城があったとは知りませんでしたね。
この辺り一帯は、「豊島氏」という領主の土地だったようです。
豊島氏は平安時代から歴史上に名を残しています。

もっとも、日本史の教科書には出てきませんけど。
血筋をさかのぼれば平氏に行き着くようですが、
平安時代後半の前九年後三年の役では源氏と共に戦っています。

鎌倉時代前半は源氏と共にあったようです。
源頼朝の傍に仕えていたようですし、承久の乱でも幕府側で戦っています。

さてここ石神井城ですが、建造されたのは鎌倉時代の終わりと推定されています。
室町時代の前半、南北朝の騒乱の時代もしぶとく生き延びますが、
室町時代の後半には関東管領上杉氏の内紛に巻き込まれてしまいます。

反乱軍側に味方した豊島氏の目下の敵は、上杉方の名将、太田道灌。
太田道灌の江戸城と石神井城は至近ですからね。
平安時代から続いてきた豊島氏ですが、
太田道灌との戦いで、その最期を迎えます。
豊島氏滅亡と共に石神井城も廃城となりました。

和睦の申し入れを拒否された豊島泰経は愛馬とともに三宝寺池に入水したそうです。
そして娘の照姫も後を追ったということです。
それで三宝寺池の北には姫塚と殿塚があるのですね。
石神井城
ご覧の通り、現在は石神井城跡の中心部への立ち入りは禁止されています。
兵共が夢の後。拡大図はこちら

照姫さん、現在はお祭りになっています。
参照:照姫まつり

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