ヒーラーが手をかざして病を治癒したりということは現実にあるのですが、いかなるエネルギーによるものか、現代科学では解明されていません。

3つのヒーリングエネルギー

ただ、ヒーリングに用いられるエネルギーは大きく3つに分けることができそうです。

・患者自体が持っているエネルギーを利用するもの
・ヒーラーが持っているエネルギーを利用するもの
・何らかの霊的存在が持つエネルギーを利用するもの

この3つです。

一つ目は、気功による治癒でよく聞く話ですが、「患者には気の流れが悪くなっている部分があるから、その部分の気の流れを正常化する」なんていうことですね。

つまり患者自身のエネルギーの流れを良くすることで、人間本来の、健康になろうとする力を呼び覚まそうというもの。

二つ目は気功や手かざしなどありますが、ヒーラーの側からなんらかのエネルギーを注ぎ込んで、健康体に戻そうというものです。

ただ、一つ目の現象を起こすために二つ目のエネルギーを利用することは多いですから、それほど分ける意味はないのかもしれません。

三つ目は、我々人間のエネルギーではなく、それ以外の霊的存在の力を借りる、ということになります。密教の加持祈祷もそうでしょうし、スピリットによるヒーリングもこれにあたります。

ということで、一つ目と二つ目は人間由来、三つ目は霊的存在由来ということで違うような気もしますが、元をたどればすべて、「大宇宙のエネルギー」とでも呼ぶべきものに頼っているということで、根源は同じだと考えられます。

ヒーリングエネルギー=磁気?

さて、ここで気をつけなければならないのは、以上のようなエネルギーは「すべて磁気である」と思っている人もいるということです。

なぜそう思う人がいるのかには理由があります。

たとえば、ヒーラーが水に手をかざしてヒーリングエネルギーを注ぎこみ、その水で植物を育てるという実験があります。

この水を使うと、普通の水で育てるよりも植物の成長度が上がる、という実験結果が得られました。

これを聞くと「ヒーラーすごい」と思ってしまいますが、困ったことに、強力な磁気でも同じ現象雨が起こる、という実験結果も得られました。

強力な磁気にさらした水でも、植物の成長率は上がったのです。

しかも、ヒーリングを行っているヒーラーの手からも磁気が検出されたのです。

こういう実験結果があるので、ヒーラーの手から発せられているエネルギーは「マグネティックエネルギー」、つまり磁気であって、ヒーリングとはマグネティックヒーリングなんだ、と言う人も増えてしまいました。

これだとがっかりですね。ヒーリングエネルギーは何か神秘的なエネルギーかと思ったら、「なんだ、ただの磁気か」と。エレキバンでも貼っとけばいいじゃんということになりそうです。

が。

実はそうじゃないんです。

磁気との決定的な違い

まず、ヒーラーの手から発せられていた磁気は極めて弱いものだったんです。実験が始まった初期の頃は検出されなかったほど弱いんです。

ところが、機械が生み出す磁気で同じ現象を起こそうとすると、極めて「強い」磁気が必要だったんです。

さらに。

ヒーラーの手かざしによって、不治の病が治癒する事はあるのですけど、強力な磁気を当てることで不治の病が治った、という話は聞きません。

もしそれが可能なら、磁石を組み込んだ家に住み、磁石を編みこんだ服を着ていれば、地球人類全員健康になってしまう、という話になります。でもそれは可能だとは思えません。

そして、これこそヒーリングエネルギーと単なる磁気との決定的な違いなのですが・・・

ある実験で、強力な磁気と、ヒーラーの手から発せられるエネルギーとを、何種類かの酵素に当ててみて比較する、ということが行われました。

そうしたところ、強力な磁気の場合、それらの酵素すべてを活性化するという結果が得られました。

ところが、ヒーラーが処理した場合、活性化する酵素もあれば逆に不活性になるという酵素も見られました

つまり、ヒーラーの手かざしによって活性が下がった酵素もあったということです。

そしてその酵素を調べてみると、その酵素の場合は活性化し過ぎないほうが、人体の健康に役立つ、ということがわかりました。

つまり、ヒーリングエネルギーの方は何でもかんでも手当たり次第に活性化するのではなく、健康に役立つよう「ちょうどいい具合に調整してくれている」と考えられるわけですね。

ここが単なる磁気と、ヒーラーの放つエネルギーの決定的な違いです。

なのでヒーリングエネルギーというのは単なる磁気ではなく、現代科学では知られていない何らかのエネルギーであって、磁気はそのエネルギーが副次的に発しているものだと考えることができますね。

 

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